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さすがに樹里も「えっ、あああん、やだっ、あああ、あん、ちょっ、あああ、あん、まって、あああん。」と感じながらも訴えかけた。修二もショックを受けていた。『まさか嘘だろ?そこまでするのか?ダメだ、それはダメだ、樹里だって絶対断るはずだ、ダメだ!』と発狂しそうなほどだった。修二にしてみたら生で挿入したいといっただけで大喧嘩になったのに、結婚前に中に出すなんて、普段の樹里だったらそれだけで別れを切り出しかねない発言だった。もし修二が同じことを樹里に言ったら『本気で好きじゃない。』『自分の事しか考えてない。』と激怒されるだろう。だから修二は樹里がどんな対応をするのか、これで樹里の本当の姿が見れると確信した。
「ちょっ、あんっ、まって、やあん、あん、ダメ、そんなの、あん、妊娠しちゃう、あああん、ああ」
「知らねーよそんなの、俺は中出ししかしねーんだよ。」
「あん、あああ、そんな、あんっ、ひどいよ、あっ、ダメ、ホントに、ああっ
」
「じゃあもう終わりにするか?何だよ結局お前じゃイケねーな。他の女に出すかな?」
「あああ、いやあっ、そんな、あああ、どうして、いやあっ、それもダメぇ」
「ごちゃごちゃうるせーな、もう出すぞ。」
そう言うと隼人は物凄いスピードでピストン運動をはじめた。凄まじい勢いで、台は壊れそうなほど揺れて、肉と肉がぶつかり合う『パァーンパァーン』という音が響きわたっていた。樹里は尋常ではない快感に絶叫してしまい、何が何だか分からない状況になってしまった。
「ひやあああああ、いい、ああああ、ダメええ、またいっちゃ、あああ、ひぐぅぅぅぅ、ああああ」
樹里は隼人の腰にしっかりと自分の両足を巻きつけて、隼人のペニスが一番奥に当たるように自ら腰を振っていた。さっきまで中出しを拒んでいたとは思えない行動だった。隼人は「イクぞおおお、中に出すぞおお」と叫んだ。すると樹里は「ダメええ、お願い、あああ、ダメえええ」と叫んでいるが、一向に隼人の腰に巻きつけた足を緩める気配が無い。
「樹里、イクぞおお、ああああ、出るぞ、あああ、イク、出る、ああああ」
「ああああ、ダメええええ、ああ、ひぐうう、私もイクううう、あああ、イク、いいい、ああああああ、はああぁあああ」
二人は同時に激しくイってしまい、樹里はビクビク痙攣する体を抑えながら、必死で隼人の体を自分に近づけようと、隼人の腰を自分に押し付けようと、隼人のペニスを自分の奥まで入れようと、無意識に動いていた。
隼人の腰に絡めた両足はさらに絞める強さを増し、両手で隼人の上半身をグイグイ引っ張る仕草もしている。さっきまでは、いやこれまでの人生では、あれだけ中出しを拒否していた女が、今は必死に精子を自分の膣の奥に送ろうとしているのだ。まさにこれがメスの本能だった。そしてそれをあっさり引き出してしまった隼人は恐ろしい男だ。
修二は最後の砦だった「中出し」をさせてしまった樹里に怒りは感じなかった。ただどうしようもない胸の苦しみと、比例するように勃起している自分のペニスに気付き、虚しさを感じていた。『俺は何て惨めな男なんだ・・・』と。
樹里は壮絶な絶頂から意識を取り戻し、「はぁはぁ、中に、はぁはぁ、中に出しちゃったんですか?はぁはぁ」と言った。もう隼人は面倒臭そうに何も答えない。そして樹里からズッポリとペニスを引き抜くと、心配そうな顔をしている樹里の前にペニスを差し出した。恒例の「お掃除フェラ」だ。
でも樹里はダメだと言ったはずの中出しをされて怒っているはずだ。修二はそう思っていた。だけどここでも修二の予想は外れる。
「はぁはぁ、ひどいですよ、どうして、中にだっ、んぐっ、うっ、んっ、んはぁああ、ジュボッ、ジュプッ」
樹里は隼人に抗議をしようとした瞬間無理やりペニスを口にねじ込まれた。そして隼人は一度だけ自分の手で奥までペニスを押し込んだ。そう、隼人が押し込んだのはたった一度だけだ。すると樹里はすぐさま自分で美味しそうにしゃぶりはじめた。さっきまでの抗議は一瞬にして消えてしまった。樹里は何もいわれていなにのに、サオ全体から玉まで綺麗に掃除をしていた。そして隼人は『いつまでやってんだよ』と言わんばかりに樹里を突き放して、さっさと服を着替え始めてしまった。修二は二人が部屋に戻ると思い慌てて自分も部屋に戻った。
しばらくすると隼人が先に帰ってきて、自分の服に着替えました。そして少し遅れて樹里が帰ってきました。樹里の顔は一言で言うと『後悔』でした。自分が裸にコート一枚の姿で屋上を出るときに、『何やってんだろう・・・』と思ってしまったのです。
隼人はダルそうに、「今日はごちそうさま、またヤろうぜ。」と軽々しく樹里に声をかけていた。樹里は何も答えれる気力もなく、ただ黙って隼人をやり過ごした。隼人が帰ると樹里はすぐシャワーを浴びた。そして今日の出来事を反省して、早く修二の寝ている布団に行きたくなった。修二に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、寝ている修二の背中から抱きついて、『ごめんね、ごめんね』とし小さく言いながら眠りについた。
翌日、修二は眠れないまま朝を迎え、怒りとも悲しみともいえない、味わったことのない暗い気持ちのまま一人ベッドを出た。
いつもなら樹里が自分より遅く起きることなどありえない。常にしっかり者で、ついダラダラしてしまう修二の面倒を見てくれるお姉さん的存在だった樹里が今は疲れ切った顔でグッスリ寝ている。こんな姿は仕事で徹夜した後にも見たことが無かった。
修二はその顔を見て、怒りがこみ上げた。昨日あんな事をしたにも関わらず、熟睡してるように見える樹理。すべては自分で撒いた種だが、それを自分の責任だと気持ちを抑えられるほど修二は大人ではない。むしろ人一倍人のせいにする子供っぽい性格な方だった。
ただ修二は浮気をしてしまったのに平然と寝ている事だけに怒っているのではない。こんなに熟睡できるほど樹里は昨日のセックスで疲れ果てたんだと実感してしまったのだ。あんなとてつもない激しい肉欲のぶつかり合い、絶叫、そして何度も繰り返されるアクメは、樹里の守ってきた貞操観念や主義まであっさり変えてしまい、更にこうしていつも起きる時間を寝過してしまうような、生活習慣までも変えてしまうほどの快感だったんだと、翌日になってまで見せつけられてしまった。
本来なら樹里だって平然と寝ていられるわけがないし、後悔してるだろう、でも気持ちではどうにもならない肉体の反応がこの結果なのだと、修二には受け取ったのでした。
昨晩、嫌がっていても結局快感に耐えれず、自分から欲しいと口にした樹里の行動を、今日も引き続き見せられている気になるのだ。そして修二は、隼人と樹里が付き合っていたら、樹里はひょっとしたらこんなだらしない姿も見せるんじゃないか、それが本当の樹里なんじゃないかと思い始めていました。
その日修二は樹里とまともに話せそうもないので、一人行く宛もなく家を出ました。すべては自分から仕掛けた事だか、やはり確かめずにはいられなかった。そして本当は樹里にキッパリと断ってほしかった、と修二は大人の真理とは程遠い考えをして、ただただ時間をつぶしていました。
その頃、樹里も目を冷まし、修二が居ないことに不安を覚えたが、安心の方が勝っていました。しっかり者の樹里でもさすがに気持ちを切り替えて嘘の笑顔などは作る自信はなかったからだ。樹里は修二が寝ていたとは思っているが、あれだけのはしたない声を出してしまったら、さすがに気ずかれたのではと心配していました。仕事の出来る切れ者の樹里だが恋愛の経験は少ない。しかもこんなレアケースの対処など誰もアドバイスできなどしない。修二と同じく悶々としながら何もできずに数時間が経っていました。
するとそこへ修二が帰ってきた。
「ただいま!いやーお弁当買いに行ったんだけど電気屋さんにちょっと寄り道したらなんか知らない家電とかいっぱいあって、ついつい時間経っちゃったよ!ごめんね!食べよ食べよ!」
よく分からない言い訳だが、明るい修二に少しだけ安心した樹里はなるべく深く考えずに今は忘れようと思う事にした。修二も自分が悪いんだと反省し、無かったことにしようと一生懸命笑った。その夜二人は体を重ねることはなかったものの、しっかりと抱き合って眠りについた。
二人はお互いにスッキリとしない気持ちではあったか、話し合って解決するより時間に解決してもらう方を選び、ぎこちない笑顔だがいつも通りの朝を迎え仕事に向かった。二人とも仕事をしていた方がいくぶん楽になる気がしていた。そしてその気持ちが夕方になるにつれ不安に変わり、修二はまた二人の夜を迎えるのが耐えきれなくなってきていた。いつもなら忙しくない日は必ず仕事終わりに樹理の家で過ごす事が多いが最近では優香との二股があったので、必ずではなかった。修二もそうだが樹理にしても『今日はどうするんだろう?』という気持ちがあった。そして終業ギリギリに修二が耐えられなくなり、樹理に『今日は友達と約束あるから…』と切り出した。樹里はちょっと傷つきながらも少しだけホッとしていた。樹理も重たい空気を感じて一人の方が楽だと思っていたからだ。ただやはり修二は私がしてしまった事を知っているんだと確信した。
結局、樹理はいつかしっかり謝らないといけないんだと思ってはいたが、修二に対してなんと声をかけていいのか分からないまま一人帰宅した。
そして何も手につかないまま夜になり、食欲もないので仕方なくお風呂でも入ろうかと服を脱いだとき、玄関のチャイムがなった。
樹里は修二が来たんだと確信してバスタオルを巻いてすぐに玄関へ走ってドアを開けた。
するとそこには一番見たくない顔があった・・・隼人だった。
「フォー、仕事サボって来たら準備いいね、この前のが忘れられなかった?」
「ちょっ、何ですか、帰ってください!」
樹里はドアを閉めようとしたが、バスタオルを片手で押さえてるので隼人は簡単に止めることができた。
「修ちゃんいねーんだろ?今日は一人で家にいるって、ははは、騒いでるとご近所さんに迷惑だよ!」
人一倍体裁を気にする樹里は一瞬力が抜け、その瞬間隼人はあっさり玄関に入って鍵を閉めた。
樹里は恐怖と怒りに震えなが
「な、なんで、修ちゃんに電話したの?」
「そうだよ、樹里ちゃん寝取っちゃったから調子どうかなってねー」
「嘘でしょ?まさか話したの?」
樹里は声をあらげます。隼人はにやにやニヤニヤしながら
「ウソウソ、言ってねーよ、ただ様子見で電話しただけだよ」
樹里はホッとしたものの、こっちが真剣に悩んでいることを平気で茶化す隼人に怒りを感じ、涙を浮かべながら平手打ちしようとした。しかし隼人にあっさり腕を捕まれてしまい、そのまま頭上高くまで引っ張り上げられてしまった。
「離してよ!」
と怒る樹里をよそにニヤニヤと樹里の脇を凝視し
「脇っていやらしいよね、ちょっとジョリジョリしはじめてるのが更にいいよね、へへ」
樹里は容姿端麗な上に毅然とした性格なので、今までこんな卑猥なことはおろか下ネタすら言われたことはありません。当然とてつもない恥ずかしさと嫌悪感でいっぱいになるのですが、同時に体を舐め回されたようなゾクゾクする感覚が走り、胸からお腹の辺りがジワッと熱くなりました。
ただそんな変な感覚を味わってるなんて気づかれたくない一心で必死に睨みを効かせました。
「おー怖いねー、でもそんな顔して潮噴きまくって逝きまくってたよね?俺に逝かせて下さいってお願いしてなかった?ねー、俺たちもう生中出しの関係だよ、仲良くしようぜ!」
樹里が忘れたくても忘れられないあの出来事をハッキリと言葉にされると、自分がとんでもない変態行為をしてしまったと痛感しました。さらにそれをねちっこく嫌らしく言われることにより、また体の芯が熱くなりました。
「まー、それはさておき、今日はお前にいい事教えてやろうと思ってさ、修ちゃんの真実」
樹里は明らかに不審な顔で
「あなたみたいな人が何を知ってるんですか?いいかげんな」
隼人は勝ち誇った顔で
「あいつ優香と浮気してるぜ」
樹里は意外な名前と内容だったので固まってしまいました。
『え?優香って・・・あの?この人が別れたいっていってたあの優香さん?』
樹里は頭が切れるので、あっという間に想像を膨らませて、修二の性格、優香との関係性を判断し、一瞬であり得るかもしれないと思ってしまった。
続けて隼人は
「あと、この前の俺がお前襲ったの、修二も絡んでる話だぜ」
これに関しては流石の樹里も意味が分からないという表情で固まってしまいました。すると隼人はその隙を逃さず、一枚しか身にまとっていないバスタオルに手をかけると一気に引き剥がしました。隙をつかれた樹里は、無抵抗のまま隼人の前に真っ裸をさらしてしまいました。あのタプンタプンのFカップの巨乳が波をうってこぼれ落ちんばかりに飛び出してきました。
樹里は慌てて手で隠しますが、片手は隼人に捕まれたままなので、何とか胸を隠します。ただ樹里の下半身のわずかに柔らかい毛がフワフワと残る陰部は隠せません。何とか必死に隠そうと腰を引き内股にしていますが、なんともみっともない格好で樹理のプライドはズタズタでした。
そしてもう一つ、樹理が胸や陰部以上に隠したい事実がありました。それは内股にヌラヌラと光る樹理の股間から流れ出る愛液でした。股の付け根から下に十五センチほどまで、いくつかの滴が垂れているのです。バスタオル一枚なので、普段は下着でいったん吸収されるはずの愛液が、ダイレクトに流れ出てしまっているのです。
ちょっと太めの女性なら肉厚で内部に閉じ込められるのですが、樹理のパーフェクトなプロポーションがあだとなり、股間の三角地帯の空間からドクドクと溢れます。
なぜこんな事になってしまったのか・・・もちろん隼人に卑猥な言葉を浴びせられ、前回散々逝かされた事を思い出した事も一つですが、さらに、この隼人という人物は、メスを発情させる物をもっているのです。
世の中には顔を見ただけで男がすぐに勃起してしまうようなエロスを発する女がいます。それは可愛いとか美人とかという評価基準とは別のベクトルの話しで、多少見劣りするが美人よりも興奮する顔、または体系が存在します。それは一般的な美しいという基準とは全く違うので、世の女性がいくら美を追求したところでモテる女は作れないのです。
それと同じく、男がモテようといくら頑張っても、整形しても、体を鍛えても、女がエロスを感じるかは全く別の話です。なぜあんな野獣のような男と美女が一緒にいるんだ?あんな美人ならもっとイイ男がいるだろ?と思うようなことが度々あるが、それが男には分からない、女性だけがエロスを感じる男だからなのだ。
それと同じように、樹理は隼人の顔を見た瞬間、認めたくはないが自分の中で興奮してるのが分かってしまった。街で見かけただけなら考えないようにすれば忘れてしまうだけだが、もうすでにその男に散々イカされた揚句に中出しまでされてしまっている。隼人の元々のポテンシャルプラス現実の快感の記憶、これが合わさってしまったら、体が反応するのを止められるわけがない。
樹理の内モモは愛液を止めようと必死で閉じているが、常に力を入れていると足の筋肉が震えてきて、力が入らなくなってくる。そして股が少し緩むと「ニチャッ」という音と共に、恥ずかしい愛液がねっちょり糸を引く。これを繰り返しているので、樹理の内モモは白く泡立った愛液と「ニチャニチャ」と厭らしい音が響いていた。
樹理が必死で隠してるのをよそに、隼人はとっくに気が付いていた。樹理は
「もう返して!ふざけないで!警察呼びます!」
と真っ赤な顔で睨みつける。前回は隼人に体を許してしまったが、その時は少なくとも酔っぱらっていた。ただ今は素面でいきなり自分だけ裸にされたのだから、恥ずかしさと怒りとで体が火照りまくっていた。
本来なら隼人から「修二も絡んでる」と言われた事がどういう事なのか気になって仕方ないのだが、色々な事が起こり過ぎて状況が整理できない。
その動揺を突いて隼人は樹理を引っ張りソファーへ投げ飛ばした。樹理は頭の方からソファーに突っ込んだので、四つん這いの形になり、樹理のアソコは隼人に丸見えになった。
樹理の愛液はアナル付近まで広がって、アソコの周りや内モモに泡立った真っ白な液体が大量に付着していた。隼人はすぐに下半身だけ裸になった。
相変わらずの巨大で筋肉の塊、筋の入ったさつま芋のようなカッチカチのペニスが天を衝いている。
隼人の凄いところは、女性と毎日やりまくってるのにも関わらず、常に勃起力が衰えないところだ。AV男優など、あまりに女性と関係を持ちすぎると勃起しにくいのはおろか、勃起しても柔らかいままという場合も少なくない。ところが隼人はいつでも思春期のような固さと角度を持っている。
隼人は起き上がって逃げようと知る樹理をもう一度ソファーへ投げ、四つん這いに突っ伏したところへ、樹理のお尻を両手で鷲掴みにし、アソコへ後ろからペニスをあてがった。樹理はソファーの上で四つん這いになり、隼人はソファーの前に立ったままで、丁度お互いの結合部の高さが一致した。
樹理はもちろん逃げようとした。ただ、この時の興奮は尋常ではなかった。元々樹理は自分で『男性をリードして奉仕して喜びを感じる』と思っていたが、前回の隼人とのやり取りで『蔑まされ苛められ、酷い扱いをされると興奮する』という事を知ってしまった。今は自分と一緒にいるのは愛情のかけらもない性欲だけの男、そんな男に無理矢理犯されようとしている。しかも血も涙もないレイプではない。一度体を許してしまった相手、自分に何度も絶頂を教えてくれ、熱いキスをし、本意ではないにしろ中出しまで許してしまった相手が襲ってくる。ハッキリ言ってしまえばここで犯されたところで一度も二度も変わらない。しかし抵抗はしたい。そしてアソコに当たるあの凶器的な塊。これがどれだけの快感をもたらしたのか知っている自分。そしてすでに隼人のもつ絶大なエロスで興奮し愛液を垂れ流してしまっている恥ずかしい自分。
こんな状況は普通の人生では一度たりともありえない。そんな奇跡的な体験をして、樹理は何も始まっていないのに壊れそうなほど興奮していた。
隼人はゆっくりペニスの先端を挿入する・・・その頃には樹理は「はぁはぁ」と苦しそうにしているだけで、ほとんど無抵抗になってしまった。真っ赤な顔はすでに涙が浮かんでる。
樹理のアソコは真っ白な本気汁がドクドク溢れ出て、それを掻きだすように隼人のペニスが入る。一度経験してるとはいえ、極太のペニスの与える圧迫感はすさまじい。樹理の穴のサイズよりも大きい肉棒が押し込まれることにより、行き場を失った本気汁が穴の淵から「ブチュブチュ」と卑猥な音を立てて溢れ出てくる。それはまるで鍋を吹きこぼしたように、ペニスに絡みつき、ソファーにしたたり落ちていく。
隼人はわざと味あわせるようにゆっくりと挿入する。樹理はガクガク震える体を押さえて、四つん這いでソファーの生地をしっかり握りしめ、声を出さないように歯を食いしばっていた。
隼人が挿入を進めるたびに、愛液が中に居場所を失い、そしてどんどん圧力が増して凄い勢いで排出されていく。真っ白い本気汁が「ブチュッ、ブチュ」と潮を噴いたように噴射されていくのだ。
樹理はこれからくるであろう快感を想像していた・・・奥に当たったら、あの凄いのがやってくる・・・分かっていれば耐えられる・・・と必死で感じないように、隼人を喜ばせないように準備していました。
その時隼人がいいます
「レイプされてんのにマンコびちゃびちゃじゃん、感じてんじゃん、スケベな女」
レイプされてるのに感じてる・・・昔から一度は聞いた事のあるフレーズ、そんな変態な女なんていない、ましてや自分がそんな人間なわけがない、男が理想を妄想してるだけの卑劣な言葉・・・だったのですが、樹理は自分がその状況なんだと実感してしまいました。
『え?私が?レイプされて感じてる?うそ?そんな漫画みたいな事あるわけ・・・』
実際レイプされたら感じるなんてことはまずない、ただレイプに近いだけで、樹理は隼人をどこかで受け入れている、隼人の不良な部分に認めたくない好意を抱いていた。それをプライドが抑制していただけだ。その抑制がまさかとびっきりのセックスのスパイスになってしまった。
その直後、隼人のカリの出っ張りが樹理のGスポットを擦りあげた。樹理はもの凄い快感に「はぁうっ」と声を漏らした瞬間、隼人は樹理の膣の一番奥の壁に亀頭を「ブチュッ」と押しあてた。
決して激しい動きではなく、じんわり圧迫するような感じだ。樹理は犯されてる自分と、Gスポットを擦られた快感、奥に押し当てられた刺激、すべて合わさって、たった一回奥まで挿入されただけで
「あぁ、あん、い、イク、イクぅう、ああん、はぁあ、な、なんで、あ、なんで、ああ、あん、いい、まって、やあぁ」
とあっさりイカされてしまった。肉体的な刺激もそうだが、精神的な刺激で8割方イク準備が整っていた。そしてその快感は一瞬ではなく今まで味わった事のない長いものだった。
「あぁん、はぁはぁ、あん、やぁあ、はぁはぁ、いい、すごい、なんで、はぁはぁ、まだ、い、イッてる、はぁはぁ」
気がつくと樹理のアソコからは樹理が痙攣するたびに「ブシュッ、ブシュ」と潮を噴き散らしていた。おかげでソファーや床はびちょ濡れになっていた。
もう肉体的にも精神的にも快感を受け入れる準備が整ってしまった樹理をニヤニヤと見下ろし、隼人は「じゃあはじめるか」とつぶやくと、ゆっくりとピストンをはじめます。たった一度だけ挿入しただけの隼人のペニスは、まるで1リットル入りのヨーグルトの瓶にでもペニスを突っ込んだみたいに、真っ白な愛液でグチョグチョになっています。樹理のすさまじい興奮ぶりが分かります。ここまで隼人は樹理の腕をつかんだだけで、前戯などしていないのにこの乱れよう。隼人ほどの男になると、触れもせずにここまで女をコントロールすることが可能なのです。
隼人はピストンを早めます。「ブチュッ、ブチュ」と卑猥な粘着音が響き、樹理は苦しそうに
「ま、待って、あん、あ、今は、ま、まって、はぁはぁ」
と体中を震わせて訴えていますが、隼人はさらにピストンを早めます。
「あ、ちょっ、あん、ああ、まって、あん、あ、あぁ、お願い、ま、また、い、イク、う、うはぁ、あん、ダメ、あ、もうダメ、イク、イク、ひぐっ」
樹理はさっきよりもさらに深く激しく逝きました。
本当の快楽を知った女は可愛らしく甲高い声で喘ぐのではなく、腹の底から呻くように、低い声で獣のようにイクように変わっていきます。もがき苦しむようにイクようになったら、樹理も本気でイケる女に仕上がったと隼人も思いはじめました。
樹理はもう数回のピストンで3回も逝かされて、その度に快感が増している恐ろしさに恐怖すら覚え始めました。このままいったら自分がおかしくなってしまうのではないか、狂ってしまうのではないかと思ってしまうほどです。しかし隼人は今日で樹理の体を完全に開発し、普通のセックスには戻れない所まで仕上げるつもりでいました。隼人の顔を見るとどうしようもなく濡れてしまい、隼人の言葉一つでどんな時でも股を開く女に仕立てるのです。それが隼人には可能であり、何人もの女をそうしてきた実績があります。
「あ、まって、本当に、あん、あ、おかしくなっちゃう、お願い、もう、やめて、おかしくなっちゃうの、まって、ダメ、そこダメ、まって、まだイッてるんです、イッてるの、あん、あ、あぁん、ダメ、ま、また、またイク、あ、あ、イク、イク、はぁあ、あん、あ、イクぅう、はぁあ」
樹理のイク間隔がどんどん短くなってきました。隼人はまたすぐにイカせにかかります。
「いやぁ、うそ、まって、本当に狂っちゃう、まって、あ、あん、あ、やだぁ、何これ、また逝っちゃう、ねぇ、またイク、イク、ああ、イク、はぁうっ」
隼人は全くスピードを緩めません。
「はぁあ、も、もう、あん、お願い、あん、壊れちゃう、あぁ、ダメ、まって、イク、イク、あぁあ、イク、あん、はぐっ」
隼人のピストンはマックスに差し掛かり、肉と肉がぶつかり合う「ズパァーン、ズパァーン」という音が響き渡り、ソファーもガタガタとズレてしまう位激しくぶつかり合っています。
「ま、まって、イッてるぅ、ねぇ、あん、あぁ、もうイッてる、ずっとイッてるのぉ、あん、ああ、あぁ、いやぁあ、気持ちイイ、ああ、すごい、あぁ、ずっと逝っちゃう、気持ちいい」
ついに樹理は逝きっぱなしの状態に堕ちました。これを味わってしまったらとても並みのセックスでは満足なんてできません。選ばれた男だけに許されたまさに神の領域です。覚せい剤に近い、通常の生活では味わえない強烈な快感。樹理は知ってしまったんです。すでに隼人に対する嫌悪感など感じるレベルの精神状態ではありません。修二に浮気を見つかってしまった事、隼人が家に来た事、修二も浮気をした事、修二が隼人と組んでいた事、すべてどうでもいいと思えるレベルまで快感が支配しています。
「樹理、気持ちいいか?俺のセックス気持ちいいか?おらぁ!」
隼人は樹理に言います。5分前の樹理ならこんな事を言われたら睨みをきかせて「ふざけないで!」とでも言うでしょう。ただ今の樹理にはそんな感情すらなく、快感で解放された心に、快感を与えてくれる本人が話しかけているので、夢見心地の中、素直に受け入れてしまっています。
「あん、あ、気持ちいい、すごい気持ちいい、あぁ、イッてる、ずっとイッてる、あぁ、何これ、すごいよぉ」
「樹理!俺のチンポはどうだ?好きか?修二よりいいだろ?」
樹理の頭に「修二」というワードが入ります。普通なら浮気をしている罪悪感から、目を覚ますきっかけになりそうなワードですが、隼人は樹理の頭に先回りして刷り込むように修二の秘密を植え付けています。
樹理はフワフワした快楽漬の中「修二・・・優香さんと浮気・・・隼人さんに私を襲わせた?」と悪いイメージを思い浮かべてしまいました。すると判断力が鈍った頭の中で、修二への怒りが芽生えます。そしてそこへ自分の醜態を正当化したい欲求が混ざり、修二より隼人の味方をした方がすべて上手くいくように思えてきてしまいました。
「あ、あん、いいです、すごいイイです、修ちゃんよりもぉ、すごいイイ、気持ちいいですぅ、あはぁ、ねぇ凄いの、まだずっとイッてるのぉ」
樹理は一たび修二を否定する言葉を発したときに、感じた事のないような快感に気がついた。前回も隼人に言わされるように修二を否定する言葉を言ったが、その時とは明らかに違う、ゾクゾクする快感だった。一人の崇拝者に対して、それ以外を蔑むような言葉を発する。言ってみれば裏表のある最低の人間だ。上司の前でいい顔をして部下に当たり散らす、そんな行為に近い。普段の樹理が絶対にしたくないと思える行為だった。
ただ、その下衆な行為はいったん開き直ってしまえば、これほど気持ちイイ物はない。クレーマーがどんどんクレームの量を増やし加速するように、人に文句や悪口を言うのはそれだけで快楽になる行為なのだ。
樹理は修二を蔑んで馬鹿にする快感を知ってしまい、それを隼人に快楽漬にされながら煽られてしまう構図から逃げ出せなくなっていた。
「修二のチンポなんてどうせ短小だろ?気持ち良くねーだろ?」
「あ、あん、そ、そうです、はぁあん、しゅ、修ちゃん、あん、小さいから、隼人さんと全然違うの、小さいし、すぐ出ちゃうし、あん、はぁ、気持ちいい、隼人さんの気持ちいい、凄いの、すごい気持ちいい、なんで、ねぇなんで」
「いいだろ?お前の穴は巨根じゃねーとダメなんだよ、あんな短小じゃ一生イカねーぞ、デカいの好きか?あ?」
「あん、あ、好き、凄いの、おっきいの凄い、アソコがパンパンになって、すぐいっちゃう、今まで逝った事なかったんだよ、ねぇ凄いよ隼人さん、おっきいの、修ちゃんと全然違うよ、もう比べ物にならないよ」
樹理は完全に、人を蔑む快感にハマってしまいました。修二の悪口を言ってはゾクゾクし、隼人を崇拝してはゾクゾクする。すべては隼人が用意したシナリオ通りの変貌でした。樹理は汗だくになり、ソファーや床をビチャビチャにしながら人生で一番の快感の中にいました。そして次第に隼人に対する気持ちが高まっていくのを感じていました。四つん這いで犯されながら、抱きしめてもらいたいと思い始めます。そして隼人はそんな樹理の気持ちもしっかり理解しています。なぜなら樹理は自然と手を後ろに伸ばし隼人の手を握ったり、自分から腰を押しつけるようにグラインドさせているからです。
樹理の中では修二が善人で隼人が悪人という構図は完全に入れ替わってしまいました。
隼人は、樹理が自分に好意を抱き始めた事を察していましたが、まだ四つん這いのまま犯します。樹理の欲求を高めて高めて深いところまで落とすためです。いつしか樹理は両手を後ろに伸ばして、隼人に両手を握ってもらっています。その手はしっかりと握りしめられ、そして時折すがるように甘える動きを見せます。今は隼人の体に触れる事が出来るのは手しかないので、そのわずかな部分の中で必死に甘えた愛情表現をしているように見えます。
隼人は樹理の手を一段と強く握りしめると、もう一段ギアを上げて腰を打ちつけました。
「あぁあ、だめ、これ凄い、ダメ、まって、そこそこ、そこイイ、あぁ、またいっちゃう、すぐにいっちゃうの、隼人さん凄いから、またイク、イク」
もう樹理は汗と涙で顔がグシャグシャになり、真っ赤な顔で泣き叫んでいます。あの高貴な近寄りがたい印象からは想像もできない荒んだ姿です。あらゆる体液という体液を体から全部垂れ流しています。人間は体から排出する行為にとてつもない快感を覚える生き物で、それは汗であったり、小便や大便、はたまた暴言のような精神的なものも含めて、すべての排出する行為が気持ちいいと思うように出来てるのです。あれだけイカされながら、排出する気持ちよさも加わり、すべてのストレスが抜け、快楽だけが樹理に残りました。
樹理は隼人に抱きしめられたい気持ちでたまらなくなります。すると隼人がいきなり樹理の膣からペニスを勢いよく「ジュボッ」と抜きました。
樹理にとって今まで物凄い存在感だったペニスが急に体の中から居なくなり、締め付けていた膣も急に力がぬてしまい、ものすごい勢いで大量の潮が「ブシャーーー」と吹き出しました。
樹理も止められない自然現象のように、しばらく潮を噴き続けていました。樹理は恥ずかしさを感じるほど正常な意識は残っていません。すべてを隼人にさらけ出してしまっていたので、プライドなんて無くなっていました。
ただ、あれだけの存在感だったものが無くなると、急にもの凄い寂しさが襲ってきました。樹理は隼人が居なくなったらと過度な妄想までしてしまい、後ろを振り向きます。
すると隼人が、「仰向けになれ」と言いました。すぐに上を向いてソファーに寝転がると、同時に隼人が覆いかぶさってきます。
『あぁ、前からしてくれるんだ・・・』
樹理は焦らされ高められ続けてきた欲求が爆発しそうでした。隼人は樹理に顔を近づけながら、ペニスの先端を膣の入り口に押し当てます。もう最初とは違い、樹理の膣は隼人のペニスが簡単に入るようにすっかり馴染んでいます。
隼人はペニスの先端を少しだけ挿入すると
「もう修二なんて別れちゃえよ」と言いました。
樹理は動揺しながらも、別れちゃえと言う事は隼人が自分と付き合いたいと言ってくれるんじゃないかと思いドキドキしながら
「でも・・・別れてどうするんですか、はぁはぁ」と目を潤ませます。
「別れたら俺のセフレにしてやるよ、へへ」
酷い言い様ですが、この男がまともに女と付き合うのを期待する方が間違いです。樹理も分かってはいましたが、どこかで私となら本気で付き合ってくれるかもと思ってもいました。
「はぁはぁ、酷い・・・そんな、せめて付き合うとかじゃないんですか・・・」
「俺が一人の女と付き合うわけねーじゃん、セフレだよ、いいじゃん、セフレでもSランクにしてやるから、最高ランクだぜ?」
「ランクとかじゃなくて・・・一人だけにしてほしいよ普通は・・・」
「あ、そう、ふーん、じゃあダメならいいや、また修ちゃんと租チンセックスでもしてればいいじゃん、あはは、もう一生イク事ないかもね、今日で最後だよ、はい結婚おめでとう!」
隼人は馬鹿にしたように切り捨てます。樹理は修二とのセックスが頭によぎり『あの、修ちゃんをイカせるだけのセックスに戻るんだ・・・』と想像してしまい、切なくなりました。でもまだ隼人の理不尽な要求を受け入れまいと、必死で抵抗をして
「そんな・・・ちゃんとした人一人と付き合ったほうがいいよ・・・はぁはぁ」
と涙目で隼人を見つめます。それは樹理の精いっぱいの男を落とそうとする仕草でもありました。
でも隼人には通じません。隼人は少しづつペニスを挿入しながら、樹理の顔に自分の顔を寄せて、唇が触れるか触れないかぐらいで話します。
「お前は俺の性欲処理の道具にするから、恋人なんていらねーし、女は射精するための道具だよ、お前もその一人」
「酷いよ・・・道具だなんて・・・」
隼人は挿入を進めながら話します。亀頭が半分も入ると膣が広がりはじめ、樹理の頭は「あの快感が来る」と準備し心臓がドクドクと激しく脈打ちます。
「その代わり、お前を一番にしてやるよ、俺の一番のお気に入りの肉便器、なぁ、どうだ?」
亀頭がズッポリと膣に沈みます。樹理はそれだけで逝きそうになりました。
『私を一番に思ってくれる・・・』
到底正常な判断ではありません。数いるセフレの中の一番にしてやるから自分の女になれという、常識的な女性なら絶対に許さないような条件です。
樹理のような完璧な女性がこんな下衆な条件を呑んでまで一緒にいたいのでしょうか?そう、この数十分の間にそこまで樹理は変えられてしまっていました。
「はぁはぁ、あ、あん、じゃあ、好きな気持ちはあるんですか?」
「肉便器としてな、それ以上でもそれ以下でもねーよ、ただしお前が一番だ、だからお前は俺専用になれよ、修二とか別れろよ」
樹理は「お前が一番だ」と言われた瞬間にゾクゾクして嬉しくてたまらなくなっていました。隼人は一言も好きだとは言っていないのに、それで満足していました。
「いいか別れろよ、俺だけの物になれよ!」
隼人は言葉を強めると同時に、更に半分ぐらいまでペニスを挿入しました。樹理は「俺だけの物」と言われて、同時にカリがGスポットを擦り上げると逝く寸前になり、自然と涙があふれ
「はぁい、はぁはぁ、別れますぅ、あなたの物になりますぅ、あ、だめ、気持ちいい、ねぇ、だめもうイク、あぁ、もっと来て、もういっちゃうからぁ」
と泣きながら甘えて催促をしていました。隼人は残りの未挿入部分をメリメリとぶち込みながら
「おらぁ!肉便器決定だな!樹理!もう俺の物だ、お前は俺の専用性処理女になったんだぞ!」
と叫びながら樹理の膣の奥にペニスを叩き込みました。
「あぁあ、イイ、すごい、気持ちいい、もうなります、肉便器でもなんでもいいからぁ、一緒にいたいのぉ、もう修ちゃんじゃやだよぉ、隼人さんじゃないと満足できない体になっちゃったの、ねぇ、お願い、一人にしないで、あ、あん、あぁ、すごいおっきい、すごい気持ちいい、あぁ、イク、またいっちゃう、凄い気持ちいい、イク、イク、イクぅう」
樹理は激しく逝き、ひっくり返った蛙のようにビクビクと痙攣しています。すかさず隼人は樹理にディープキスをすると、樹理は最高に嬉しそうな顔で舌を差し出し腕をからめ、両足を隼人の胴体に絡みつけます。もう体が溶け合って一体になってしまいたいような気持でしょう。
隼人は樹理をキツく抱きしめ、激しくキスをし、じっくりと力強くペニスをさらに奥に押し当てます。すると樹理はピストン運動されていないの、お腹が熱くなり、イッたばかりなのに立て続けにイカされました。
「あぁあ、あん、すごい、これ凄いよぉ、イク、イク、もういくのぉ、あぁあ、なんで、なんでこんなの出来るのぉ、あぁ、すごい気持ちいい、修ちゃんと全然違うよ、修ちゃんじゃ絶対できないよこんなの」
樹理は隼人の愛情を勝手に感じて、一人で幸せになっていました。そして隼人もそれにリンクするように射精の準備をはじめました。この時なぜか二人は気持ちが通じ合っていて、隼人のわずかな仕草一つで樹理は受け入れる準備をしていました。『また・・・中に出されるかも・・・』と一瞬頭に過ります。でもそれを断ったら今の通じ合ってる二人だけの世界が壊れるのも分かっています。それと同時に前回中に出された熱い感覚が蘇ってきます。
『中に出されたら妊娠しちゃう・・・でもあの感覚・・・隼人さんに蹂躙されるような、征服されるような、あの人の所有物になるような感覚を思い出しちゃう・・・』と思ってる間にも隼人は腰をガンガン打ちつけてきます。
樹理はまた絶頂に追い込まれて、さっきまでの押し問答が頭から消えていきます。隼人と一緒にイク事を想像すると、体がさらに燃え上がり、すべてがどうでも良くなってしまいそうです。
隼人はそれを見透かしたようなタイミングで
「中かに出すぞ、樹理」と言いました。
樹理はお尻から背中にかけてゾワッと寒気が走り、言葉だけでイカされそうになります。更に隼人は
「お前は俺の物だ、妊娠させるぞ、いいな」と無責任な事を言います。
樹理は隼人が責任をとる男だなんて思ってもいませんが、強いオスの遺伝子を求めるメスの本能が自然に反応し、涙があふれて
「はいぃ、あはぁん、あん、お願いします、樹理を、あん、妊娠させて、お願い、あん、あ、はぁん、隼人さんの、あん、子供がほしい、お願い、欲しいの、中にください、樹理の中にください、あ、あん、お願い、ダメ、もうイク、いい、イク、いい、ひぐぅ、ひっ、出して、ひぐぅう」
「いくぞぉ、あぁあ、出る、受け止めろよ!」
「あぁあ、いい、熱い、かかってる、子宮にかかってる、あぁあ、嬉しい、すごい嬉しい、隼人さん好きです、愛してます、一緒にいたい、もっと愛し合いたいのぉ」
樹理は泣きながら隼人に抱きつき、本当に妊娠を望むように足をからめて隼人の腰を自分の股ぐらに押し付けていました。隼人は人一倍多い量の精子をすべて樹理に注ぎ込みました。そしてすべて出し終えると、ペニスを一気に引き抜きます。
「ブリュッ、ブリュゥウウ」と汚い音を出しながら精液が膣から飛び出します。それと同時に尿道からも潮が「ブシュゥッ」と噴き出します。樹理は痙攣しながら自分ではどうにも押さえられません。
隼人はスッキリした顔をすると、さっさと着替えて樹理の顔を見ることなく帰って行きました。もうアフターケアをするまでもありません。樹理は完全に隼人に堕ちたのです。
樹理は股をだらしなく広げたまま、精子と潮を噴きだしながら、余韻に浸っています。何十回とイカされて、まるで泥酔したようにフワフワとした気分のまま動けません。そしてしばらくすると疲労感から物凄い睡魔に襲われて、はしたない格好のまま眠ってしまいました。
次に樹理が気がつくともう朝方になっていました。自分の格好と昨日の夜の出来事を思い出しました。今までだったら情けない思いと傷ついたプライドから、隼人への怒りが込み上げてきてもくるはずでした・・・だが、今の樹理は違いました。
隼人の事を想像すると乾いてガビガビになっていた陰部がすぐに濡れてきました。隼人の残した精液のカスを手に取り臭いを嗅いでしまいます。あれだけイカされたのにもかかわらず、思い出すだけで興奮してしまい、ついには生まれて初めて自分で慰めてしまいました。
樹理はしばらくして何とか自分を落ちつけて、お風呂へ入り部屋を整えました。昨日あった事を思い出し、修二の浮気、計画的に隼人を家に招いた事、そして自分がまた隼人と寝て、しかも好きになってしまった事を整理した。
修二には詳しく話を聞き、話し合うつもりもあったが、もう元には戻れないだろうと思ってもいた。浮気をした修二への怒りよりも、隼人に自分を恋人にしてもらえる方法を考える気持ちの方が勝っていた。
その日の朝、樹理は疲労感でフラフラになりながら出勤をした。修二も出社していたが、樹理は気にしている余裕もないほどだった。というよりも、昨日までは樹理が浮気をしてしまった負い目をおっていたが、今では修二の方に負い目がある事が分かったので、もう気を使う気もなかった。修二も樹理の態度の変化には気が付いていたが、自分の方が立場が強いと勘違いをしていたので、歩み寄ることなくその日が終わった。
二人はほとんど話さないまま、何も言わず修二が先に帰宅した。樹理もとにかく疲れていたので、早く眠りたくて帰ろうとした。
するとそこに次郎が現れた。「樹理、ちょっといいか」と少し怒った表情で樹理を呼び止める。樹理は自分の父親が次郎と親友という事もあり、二人だけの時は割とフランクに接するので、「何ですか?今日はちょっと疲れていて、早く帰りたいんですけど」と言うと、意外にも「いいから来い!」と次郎が怒鳴った。
次郎とは付き合いも長い樹理だが、怒鳴られたことなど一度もなかったので、一気に表情を固くして社長室へついていった。
『何があったの?私何かした?何で今日なの?こんな日に・・・』
樹理は疲労と困惑で呆然としていた。
実はこの笹岡次郎という男は、親友の娘である樹理を一目見たときから自分の物にしたくてたまらなかった。
次郎はゴリラのようなゴツイ体系、そして体中の体毛が剛毛で濃い。そんな見た目通り、中身もとんでもない性欲の塊だった。探偵事務所の職権を乱用し、旦那からの浮気調査が入った場合、奥さんが好みのタイプなら間違いなく体を要求し無実の報告をし、弱みを見せた女にはすべて手をつける男だ。そしてキャバクラや風俗に通いつめて、金に物を言わせて毎日誰かに性欲を吐きだしている、隼人以上の化け物だ。
次郎は樹理をすぐにでも自分の女にしたかったが、下手をすると親友にばれてしまう。最初は樹理の失敗や弱みを見せるの待ったが、優秀だったために上手くいかなかった。
そこで次郎は隼人を雇って嘘の仕事の依頼をさせる事にした。隼人が優香と付き合っていて別れられないでいるのは本当だったが、隼人ほどの男が自殺をちらつかせられただけで探偵事務所に相談するはずがない。
隼人に樹理を近づけさせ、樹理に社内規則である依頼者との私的付き合いを禁止する項目を破らせるのが目的だった。ただそれだけでは不安だったので、樹理と修二が交際しているのを知っていた次郎は、修二のミスを監督責任で樹理に責任を取らせる方法も考えていた。それゆえに優香に修二を近づけるようにも仕向けた。
次郎の読みは当たり、修二と優香が依頼終了後プライベートで付き合う事になった。これで樹理の監督責任で脅しもかけられるが、念のため隼人と樹理の個人的な付き合いも押さえておきたかった。ただ、次郎の誤算は、修二が隼人に樹理を試すような事をさせた事だった。
次郎は樹理を落としたかったが、隼人のような美男子に先を越されるようなことは絶対にさせたくなかった。次郎の容姿へのコンプレックスは凄く、隼人にもしつこく注意をしていた。
隼人が樹理に手を出さないように、樹理の自宅には念のため盗聴器をしかけてあって、隼人の仕込んだGPSが樹理の家に向かった時には、次郎も電波が届く範囲に移動して様子をうかがっていた。
そしてまさに昨日のやり取りをすべて次郎は聞いていたのだ。修二の家には盗聴器を仕込んでいなかったため、前回修二の家での出来事は把握できなかったが、昨晩の二人のやり取りで察したのだった。
隼人に約束は破られ、次郎の怒りは頂点に達していた。本来ならもっとじっくりと樹理に詰め寄るところだったが、怒りのあまり、というより隼人に抱かれた樹理を想像して、嫉妬に狂ったあまりに樹理を呼び止めてしまった。
「あの・・・何かあったんですか?・・・」
樹理は固い表情で質問する。
「お前、俺に何か隠してねーか?」
樹理は一瞬ドキッとした。隠し事は一つではなかった。まずは昨日の事が頭をよぎる。お客との私的な関係・・・もしくは修二と付き合っていた事・・・どちらも隠しごとだが、隼人との事の方が重大だ。
樹理は黙ってしまった。次郎の性格は良く分かっている。ハッタリで炙り出す性格ではなく、確たる証拠を掴んでから落としにかかるのが次郎の鉄則だ。こちらの一部の言い訳の余地もなく、徹底的に出口をふさいで追い込むやり方を知っているだけに、樹理は逃げ場を失って黙った。
ただ、樹理も切れ者だ。次郎が何を切り札に持っているのか考える。もし隼人との事だったら、二人が一緒にいる写真か、隼人の証言か、もしくは盗聴、最悪なのは昨日の情事の動画があった場合だ。この際修二と付き合っていた事など何でもない事だった。あらゆる状況を想定し、次郎が決定的な動画でも持ってない限りはしらを切る準備をした。
そして様子をうかがうべく
「ひょっとして修二との事でしょうか?」
これは外れたとしても痛手ではない。もし当たっているなら一安心だ。
「修二?修二がどうした?」次郎は凄みながら樹理に続けさせる
「修二と内緒で付き合っていた事ですか?」
樹理はドキドキしながら返答を待つ
「ふんっ、あんなガキの事はどうでもいい」
樹理は隼人の事だと確信した。ガックリきたが、同時に何とか誤魔化そうと戦く決意をした。
「お前、あの隼人とかいうガキとプライベートで会ってんだろ?え?」
次郎が凄みます。ただ樹理は女性特有の修羅場のくぐり方を本能的に実践します。
「会っていません。」
きっぱりと言い放った。これが男女の違いだ。男性は浮気を問い詰められると言葉が弱くなり、女性の持っている証拠に怯えてしまう。ただ女性は堂々と嘘を言う事が出来、動かぬ証拠を突きつけられてもなお、嘘をついてないと言い切れる生き物だ。
次郎の証拠が何であれ、それを見せつけられても動じない覚悟をしたのだ。こうなってしまうと厄介だ。次郎も分かっているので、早々に証拠を突きつける。次郎はパソコンを触ると、樹理の方へ向けた。
「はいぃ、あはぁん、あん、お願いします、樹理を、あん、妊娠させて、お願い、あん、あ、はぁん、隼人さんの、あん、子供がほしい、お願い、欲しいの、中にください、樹理の中にください、あ、あん、お願い、ダメ、もうイク、いい、イク、いい、ひぐぅ、ひっ、出して、ひぐぅう」
「いくぞぉ、あぁあ、出る、受け止めろよ!」
昨晩のもっとも恥ずかしいやり取りが大音量でオフィスに響き渡る。さすがに樹理は顔を真っ赤にしたが、すでに盗聴は想定していたので、必死に冷静を装った。そして震えそうになる声を押さえながら
「これは何でしょうか?」
としらを切った。
「何でしょうか?じゃねーよ、お前の声だろ?男はあの隼人って言うガキだろーが!」
次郎は怒鳴り散らした。この際次郎には盗聴の罪を訴えても意味が無い。どうせ匿名で届いた音源だとか言い逃れる答えを用意しているからだ。とにかく樹理は、この声が自分ではないと言い切る事にした。幸い次郎が持っている音源には、樹理の性行為中のアエギ声しか入っておらず、樹理の普段の声のトーンと比べようもなかった。
「わ、私はこんな甲高い声は出ません・・・元々低い声ですから・・・もういいかげん止めてください、セクハラになりますよ・・・」
だが次郎は樹理を見くびってはいなかった。こんな反応をするのは想定内だ。次郎はゆっくり立ち上がると
「そうか、そこまでしらを切るか、それなら仕方ない、確かにお前の言うように、セックスをしてる最中の声と普段の声なんて変わるもんだ、比べようもねーな、でも、俺は自分の作った会社の規則は絶対に守らせるのがポリシーだ、こんな事をしたくねーが、お前が言い出した事だからな!」と言い、樹理の手を掴んで応接のソファーへ投げるように座らせた。
樹理は驚いたが、父親の親友という事もあり、酷い事をされるわけがないと思っているので逃げずにただ座っていました。
次郎はソファーの背もたれを後ろに倒しました。このソファーはベッドにもなります。そして樹理の手にあらかじめ用意してあった手錠をかけると、反対側の輪っかをソファーの脚にかけました。
この時点で樹理ははじめて危ない事に気がつきました。しかし時すでに遅し、両手を万歳した状態でソファーベッドに固定されてしまっていたのです。樹理が「待ってください!」と叫ぶも、次郎は淡々と脚も固定してしまい、ソファーベッドに大の字で樹理が括りつけられてしまいました。
次郎は勝ち誇ったように
「お前が言ったんだよな?あの声は私じゃないって、もっと低い声なんだろ?」
勘のいい樹理はもう察していました。『私にあの声を出させて同じ声だと言いたいんだ』と。
すべてを知っている人間から見れば、樹理の上げ足を取って、次郎が何とかスケベな目的を達成したいと思ってるように見えるでしょう。だから樹理は父親に言いつけて仕返しをする事も可能だと思えます。
ただ、樹理から見れば全く違うのです。隼人と間違いを犯してしまった事に怒る次郎。それを正直に謝って許してもらえばよかったのだけど、嘘を突き通し反発した。過ちを認めない樹理に対して、樹理の理論を打ち崩すために、次郎が苦肉の策で「ただ樹理に言い逃れできない証拠を突きつける為にやっている」という風に見えるのです。
だから樹理は、自分が嘘をついたから次郎が意地になって、ただ逆上してこうなってしまったと思っているのです。樹理は自分に非があるのを認めている以上、父親に訴えるようなことはありません。樹理の中では次郎が正しくて、自分が悪いとなっているのです。
そして次郎は、樹理が自分に負い目を感じて父親に相談をしないと分かっています。次郎にとって樹理が「この声は自分ではない」と言った瞬間勝ちは決まったのです。この言葉さえ引き出せば、あとはが逆上して、一時の感情で間違いを起こしてしまったと思われるだけです。
次郎は樹理を固定すると、樹理の口をいったんガムテープでふさぎます。これは気が変わった樹理が罪を認めてしまうとそこで終わってしまうからです。