「こんにちわ(^^)、今日サークル来ませんでしたね。体調大丈夫ですか?明日学校でお話しません?昼、学食横のベンチとかで。」
体調崩してたら心配だしな。
緊張すんなよ。
糞が。
「ん。わかった。体調は平気だよ。こっちこそ迷惑かけてごめんね。明日じゃあ昼にベンチでね。」
訳わかんねえ。
次の日待ち合わせ前に授業素っ飛ばしてベンチの見えるところに行く。
まだこねえか。
授業終わってねえもんな。
早く来ればいいな、と思った。
はは、早くくればやれるって訳でもねえのに。
焦りすぎだわ。俺。
写真返すから、水曜日だけ付き合えだっけ?
違ったっけ。
何言うんだ?
なんか結構すごい事やってるよな。
考えてみりゃ。
たまに聞くよな。
こういう話。
ほんとにあるのかアホかと思ったけどある訳だわ。
あの先輩らにできるんだからな。
あいつら大した事ねえとか思ってんのか?本当に?
糞、自分でいわねえで何がだ。
糞。一人前の面してんじゃねえよ。
ホテル取っとくよだ。糞。
美沙先輩なんだと思ってんだよ。
ああ、早くコネエかな。
元気で、学校来てねえかな。
やりてえよ。
うわ、本当に来たよ。本当に馬鹿じゃねえの?
なんか機嫌よさそうに座ってた。
なんだ。なんでもねえじゃねえか。
なんでもねえのか。
忘れてんのか?
よっしゃ。
さくっと告げりゃあいいだけだ。
何で緊張してんだ。糞。
「パジャマ姿で送ってくれるサンダルの音ー♪」
はあ、気が抜けるわ。
「相変わらず槙原の歌うまいっすね。」
「うっわ!後ろからこないでよ。こんにちわ。」
「あ、こんにちわ。」
「座る?」
「はあ。すんません。」
「ジュース買って来い。」
「すわれっつったじゃないすか。」
「オレンジジュースな。苺味の。」
「ねえよ。それは苺ジュースだ。」
「んじゃそれで。はい。」
「いいっすよ。おごりますよ。」
「ほんと?センキュー。」
なんなんだ一体。
オレンジジュースと、後コーラでも買うか。
「あのさ。」
「はい。」
「苺ジュースつったよね。」
「そうでしたっけ?オレンジジュースつわなかったです?」
「はあ・・。いいよもうオレンジでー」
「?」
「やっぱヤダコーラ飲む。」
「やですよ。俺オレンジ嫌いだもん。」
「うるさい。コーラ寄越せ。」
「うっわ横暴だよ。先輩!」
なんでこんな楽しいんだよ。
「ふう。」
「はあ。」
「で、話って何よ。」
「あー。」
何だっけ?
「・・・・・・部活来ないんです?」
「あーあ。」
「?」
「超恥ずかしいんだけど。」
「何が?」
「はいはい。なんでもないんだろうけどね。超恥ずかしいっつうの。」
「男の子達はお酒に酔って、あんな事して。楽しいのかもしれないけど、そういうのってセクハラだよ。強姦って言うんだよ?」
そりゃわかってるだろ。
そういうレベルの話だと思ってたのか?
「○○君はこうやって、私に謝りたいってちゃんと来てくれたけど、林君たちなんか何にも言ってこないんだよ。こんな事美樹にだって相談できないしさ。」
謝りたい?
「ね、男の子の事、わかってるつもりだけど。サークルの中でこういう事すると、気まずくなるんだよ。私がどれだけ傷ついたか判る?君がどういう事したか判る?」
説教すんな。
先輩面すんなよ。
「まったく。○○君しってるじゃん。私に彼がいるって。どうすんのよ。」
知ってるよ。
飯食ったじゃねえか。
「ね。ちゃんと聞いて。」
うるせえよ。
「はい。」
「はー。もう、絶対顔なんか合わせられるわけないじゃない。あっちだってそうでしょうよ。もう絶対お酒飲まないからね。」
水曜日に合わせたいってあいつらは思ってるけどな。
つうか明らかに酒の所為じゃねえだろ。馬鹿か。
「はは。」
「えーーー何笑ってんの?怒ってるんだよ。」
「すいません。意外と元気そうなんで。」
「凹んでるわよ。あーもう、判ってない。」
「はは。」
「あんな事前にもあったの!?」
「ないですよ。知ってる限り。」
「あー、もう本当忘れたい。」
「はは。」
「ははじゃないよ。○○君は恥ずかしくないの?」
よかった。
「ふう。でも私にも責任あるし。」
は?何の?
「そうなんですか?」
「うん。彼氏と別れそうでさ。」
「俺と一緒に食事に行った。」
「そう。」
「そうなんですか。」
「だから、最近林君がよく話し掛けてくれて、少し相手しすぎたのかもしれないんだ。」
は?
「電話でエロ話とかすんの。ほら、私は何てことなく喋っちゃうけど、そういうのって挑発したとか思われてたりしたかもしれないし。」
聞いてねえよ?
「・・・電話してたんですか?」
「うん。」
「どれくらい?」
「うーん。毎日じゃないよ。3日に2日くらいかな。」
毎日じゃねえか。
なんだそりゃ。
なんだよ。糞。
「ほら、だから。ちょっと調子に乗りすぎたかなって。」
「・・・・・・」
「はは、林先輩に告られてたらどうしました?」
「えーーーーないよ。まあ、ちょっと嬉しかったかもしんないけどさ。」
「あっはは。嬉しかったんじゃないすかー?もしかして」
「えーっていうかそういう話してるんじゃない!誤魔化そうとしてるでしょ!○○君は言い訳なんてないんだよ!謝ってもらってないよ。私。」
俺が図書館で告白してたら、嬉しかったですか?
「そうだ。それはそうとあやまるっつうか、話してたんですよ。先輩達と。」
「何を?」
「水曜日に合いませんか。って。車出してくれるそうっすよ。△△さんが。」
「なんで?」
不安そうな顔すんなよ。
「さあ、謝りたいんじゃないですか?」
「やだ。怖いもん。」
「なんか写真の事も話してましたけど。」
「なんで?お酒飲んでたからでしょ?」
「さあ、俺は伝えてくれっていわれただけですから。謝りたいってことじゃないっすか。写真のことなんかしらねえですし。あ、本当にこの前はすいませんでした。じゃいきます俺。水曜日つか明日か。よろしくお願いしますね。」
「やだ。○○君が写真持ってきて。」
「だから俺は写真の事なんて知らないですって。」
「嘘だよ。絶対それ嘘。」
はは。
先輩面が一気に弱弱しい顔になったな。
やっぱ可愛いわ。
「だから謝ってもらう時に返してもらえばいいじゃないっすか。」
「やだ、絶対違うもん。」
「先輩らもそんな変な事しませんって。マジで俺行きますよ。」
1人にさせてくれよ。
「もー。お願い!」
「声でけぇっすよ。先輩。そういや写真って何の写真です?」
「・・・・・・知ってるじゃん・・・」
「マジで明日返してもらえますよ。ああ、昼に△△さん迎えに来るっていうんで。先輩あした午後授業ないっすよね。」
「やだ。」
「じゃ、明日電話します。すいません。時間取っちゃって。サークル休むって伝えておきますね。」
「あした行かないよ。」
「わかりました。そう伝えておきます。」
「なんで!?」
なんでじゃねえよ。うぜえ。糞。
「どうだった?どうだった?」
「ああ、余裕っすよ。明日昼待ち合わせでいいっすよね。」
「おっけーーーーー!!!」
「よしゃ!!□□これねえけどな。」
「これねえんすか?」
「あーなんかどうしてもバイト外せねえらしい。血の涙流してたよ。あっはは!」
「残念っすねー!」
「お、テンション高いね!」
「当り前っすよ。で、どこいくんすか?」
「あー△△のワゴンだからあれだけど。ネットで調べたら甲州街道沿いのラブホ3人で入れるみたいに書いてあったわ」
「へーすごいっすね。」
「だろ?超調べたよ。」
「林さん。」
「お?なんだ?」
「美沙先輩としょっちゅう電話してたんですって?」
「うそ、マジ?」
「あれ?美沙んなこと言った?」
「ええ、ずるいっすよー俺は美沙先輩との話全部皆にネタ提供してたのに、聞いてねえもん。」
「なんだよー」
「ま、いいじゃん。いいじゃん。そんな事もあったってだけで。あんな腐れ。体だけだって。○○誘ったら一発じゃん。やりてえだけだってあの女も。」
「うわ、ひっでえ先輩!」
「あっはは!超非道!あーやべ、もうやりてえ。なんだよ。成功するなら今日にすりゃ良かったな。」
てめえじゃ誘い出す事も出来ねえだろ。馬鹿。
ピンチになったらうまいこと判断できねえ普通の女の子だよ。
腐れじゃねえんだよ。糞。
「あっはは!もう今日、オナ禁な!オナ禁!」
「うわやべ、今日焼肉いっとく?」
「いいっすねー。でも金ないっす」
「でたよ。○○。わかってるって、奢ったるって。」
「ごちー」
「お前じゃねえよ!」
「あっはは!マジッすか!?」
「作戦練ろうぜ!作戦!」
「お、作戦会議?縛る?縛っちゃう?」
「あっはは!超馬鹿こいつ!」
俺が戻ってきてほっとした面しやがって。
何で寝れねえんだよ。糞。
何で毎日電話してんだよ。糞。
好きだったのに!
なんだよ。
思わせぶりな態度しやがって。
馬鹿かあの女。
図書館はなんだったんだよ。糞。
俺は家庭教師か?
ニコニコ笑いかけやがって。
そんなに数学の単位取れたのが嬉しかったのかよ。
何で一緒に飯も行ってくれなかったんだ?
俺もエロ話すりゃよかったのか?
何がいい後輩だよ。
なんで俺を受入れなかったんだよ。
「うっわ。寝ちまった。あ、○○起きてたん?」
「あ、今起きたとこっすよ。午前中授業パーっすね。」
「ま、必修じゃないからいいわ俺。おい、△△!起きろって」
「・・・・あん?」
「車とって来てくれ。」
「嘘。んな時間か?」
「11時だっつうの。」
「うっわマジ?やべえじゃん。」
「取って来てここに来るの何時頃になる?一時間でいけるか?」
「んーまあ、大丈夫だと思うわ。」
「よっしゃその間支度しとくわ。○○、シャワー浴びるべ?」
「ああ、はい。そうっすね。使いますしね。」
「あっはは!!なんだよ。○○言うなあ!よっしゃ俺車取ってくる!」
俺がテンションあげてやらねえとな。ゲラゲラ笑う。
「電話かけてくれよ」
又俺かよ。
毎日かけてたんだろうが。
「もしもし」
「・・・・もしもし」
「あ、先輩っすか?」
「・・・・」
「今から行きますね。学校前にサンクスあるじゃないっすか。そこで待ち合わせで。」
「・・」
「写真持っていきますね。じゃ、切りますよ。」
後ろで林先輩がゲラゲラ笑う。俺は、笑ってねえな。
「おせえって、△△!」
「あっはは!マジ悪い。つか、ゴム買ってきた。」
「あ、ナイスっす。」
「うお、忘れてたわ。」
「ダースで。」
「あっははははははははは!!ナイス!超ファインプレー!!」
「地図も確認してきた。」
「すっげえやる気だな。おい。」
「使い捨てカメラも買った。」
「だから現像どうするんだよ。」
ゲラゲラ笑う。超楽しいわ。
「じゃあ、○○運転してくれるか?」
は?
「地図あっからさ!よろしく頼むよ。」
「はあ。」
「あ、お前ちょっとそれずるくねえ?」
「車出してんだからそれくらいは役得っしょ!」
「あ、いいっすよ。俺運転しますよ。ホテルでやれりゃいいし。俺。」
「マジで?悪いな。」
「何いってんすか。甲州街道のあそこ左に曲がったとこでしょ?」
「うん。わかるか?」
「まあなんとか。」
「よしゃ。美沙拾おうぜ!」
「お、いた。、美沙ちゃんおつかれー。」
「あ、入って入って。」
「え・・ちょっと。ちょっと!林君!」
「いいから、わかってっから。」
「ぶはは!何がわかってんだよ!」
「わかってる。うんうん。わかってっから。」
「え?○○君は?」
「運転してっから。わかってるから。ささ、どうぞどうぞ。」
「あっははははは!わかんねえよ!」
「よしゃ。○○。よろしく。」
なんで林に対して半笑いなんだよ。
ちゃんと言えよ。
やじゃねえのかよ。
車を出す。
「はい、こっちこっち。」
2人で挟み込むように座る。
「え?やだ!」
「はいはいはいはい。ほら、今日はカメラ持ってきたからさ。はい。返す。だから行こうぜ。美沙。」
「新品じゃない!」
「あっはは!超適当。今考えついただろお前。」
「○○君!返してくれるって言ったじゃん!!」
「は?んなこといいましたっけ?あーすんません、伝え忘れました。今日は遊ぶってことは先輩に言ったんすけど。」
「ひど・・・」
「あっはははは!超鬼!」
なんで声が震える?
喉が渇く?
複数人になるとなんでこんな調子のってんだ?
「でも美沙先輩。かえしますよ。マジで写真。」
「ああ、かえすかえす。」
「あっはは!超やる気ねえ態度!」
「嘘!」
「嘘じゃないですって。それとも嘘ついて欲しいです?」
「・・・」
「はーい美沙、脱ぎ脱ぎしようぜ。」
「あっはは!子ども扱いだよ。」
「やだ!駄目だって。」
「美沙先輩。」
場が止まる。あれ?んな特殊なこと言ったか俺。なんだ?声か。
「カメラかえすっつってんじゃん。それに林先輩なら嬉しいんだろ?」
「そんな事」
「いってなかったっす?」
「・・・」
はは、言ってねえって言やいいのに。嘘つけねえな。この人。
「おいおいおいおい!何それ何それ。」
「はは、こっちの話っす。」
「ちょっと待ってちょっと待って」
「あっはは!何髪整えてんだよ。」
「で、どうします?先輩。やなら解散します?」
「・・・・・」
「あっははは!黙っちゃったよ!」
騒ぐだけでほんと使えねえなこいつら。
やっぱり俺が仕切るのかよ。
「んっんくっんくっ」
ピチャピチャ音がする。
「ぶはは、超美沙マジ。林いいなぁ、おい!」
美沙先輩は後ろの席で林の股間でせっせと首振ってた。
ミニキャンの時とは明らかにやり方が違う。
「もうつくっすよ。」
「あ、そう?早いな。」
「上着せちゃえ。」
「あーあ、いけなかったよ。」
「あっはは!勿体ねえよ。」
美沙先輩の上半身に薄手の上着だけを羽織らせる。
「あっはは、やっばいこのカッコ。」
「いや、ちょっとそれはヤバいっすよ。下にもう一枚着せねえと。ロビー通るんだし。」
「あっははおっけおっけ。」
ロビーに行く。
でけえとこだな。
うわ、ラブホ久しぶりだわ。
「すいません。738号室で。」
「・・・・えーと、4人ですか?料金4人分頂きますけど。」
「はい。それでいいです。」
「あっはは!美沙見ろ。」
「はい?くっくっ・・超真っ赤になってますね。」
「はい。前払いですか?あ、車のキーか、○○。」
「ういっす。」
「どもー」
「あ、汚さないで下さいね。」
「はーい。」
エレベーターに乗る。
「あっはは!汚さないで下さいね!だってよ。初めて言われたわ俺。」
美沙先輩は真っ赤になって下向いてる。ゲラゲラ笑う。
「うわ、広い部屋つか二部屋にわかれてるんすね。」
「きゃ!」
「よしゃ、脱がせ脱がせ!」
「やっやだ!あっ駄目だって!」
「焦りすぎっすって。」
「もーいきなり突っ込むんだって!」
「あっはは!」
「あっ!やだっ!汚いよ・・・」
「美沙超やる気じゃん。」
「・・・ちがうよ!そっちがいったんじゃん」
「まーいいって、いいって。ほら、ベッドに行こうねー」
「やんっ!」
「あっはは!濡れてるよ。ほら、見ろ。見ろ○○」
うわーはしゃいでるようぜえ。
まあこういうキャラいるとこういう時便利だわな。
林が苦笑いしながらこっちに来る。
「まったく落ち着けよなあ。」
お前もかわんねえよ。大物ぶんなよ。
「はは、でもほら、盛り上がるし。」
「いやもっとこう情緒とかさーじっくりやりてえじゃん?」
「あっ!やだっ!はいっちゃ!あんっ!」
「あはは、そうっすね。」
「あ、お前しらねえんだ。寝ちゃってたもんな。美沙じっくりやると超いいぞ。」
「はは、なんすか?」
「駄目だって、やだ。やだこんなのああんっ!」
「車の中でフェラさせてたじゃん?」
「ああ、ええ。」
「あのペースで1時間ぐらいしゃぶってっからな。」
「あっはは!脳震盪になりません?」
「おいおい、一時間は言いすぎだろ。あん時30分くれえだよ。」
「うるせえな、そっちでやってろって。すげー唾つけるし。マジ口でいけるって。」
「へー俺口でいった事ってないっすね。自分で腰動かせばいけるけど。」
「だろ?俺もそうなんだけど。あいつ自分からやらせるとマジいけるって。」
「はは、超熱弁してるよ先輩。」
「マジだって。」
「やあん!ああんっ!」
「おっけおっけ、林の言うことがマジだって俺が実践してやるよ。○○。」
「あ、△△さんもう入れてるし。」
「あんっあっあっあっ!」
「しかし、結構綺麗すね」
「ん?」
「あんっ!ああっ!やだっ!△△君っねえっ!」
「いや、俺行った事あるとこって小汚ねえとこばっかだったし。」
「あっはは、何濡らしてんだよ美沙!ほらほら。」
「ああ、最近はな。バイブとか売ってんぞ。」
「んー・・・もう!やっ・・キャんっ!」
「・・・・・」
「金あります?」
「当然な。」
「フロントに電話すりゃいいんすか?」
「いや、どっかに自販とかあんじゃねえかな。」
「あ、冷蔵庫だ」
「んっ!んっ!うん!あ・・・あっ!」
「普通そういうとこの近くにあんぞ」
「あーもう、美沙超いいな。ほらお前も腰動かせって」
「あっはは!」
「ん?」
「冷蔵庫の中にありますよ。冷えてる、冷えてる!」
「やっ!あっ!くぅぅん・・・」
「ぶははははは!!!ひえてんの!?」
「何盛り上がってんだよ!」
「うるせえな、そっちはそっちで盛り上がってんだろ!」
「なんか寂しいじゃん!」
「アホッっすね、△△さん。」
「ああ、前から前から。」
「林さん。6000円だってよ。」
「俺に買えと?」
「だって冷えてるんですよ?」
「あっはははは!おけ。買う!」
「あーやべ、いきそう。」
「あ、あんっ!駄目!やっ!駄目だよ絶対!今日は!あんっ!!動いちゃダメ!」
「あーじゃ、口でして。」
「やだっ!」
「おっけ、じゃ超中出す。」
「あんっ!あ、あぁ・・やっ!」
「どこに金入れるんすか?」
「ほら、咥えろって!」
「金入れないだろ。このスイッチ押せば出てくるよ。」
「○○!これこれ。見ろって美沙!」
見ると美沙先輩が△△の下半身に跪くようにして顔を動かしていた。
顔は見えないけど上半身ごと髪が揺れて、おお、なんかエロイな。
「うわ、エッロイ動きしますね。美沙先輩。」
声を掛けると首の動きが止まる。人形みてえだな。
「あっはは、だろ?だろ?」
右手で根元を支えて、首の動きを再開する。
「あーーヤバイヤバイヤバイ!」
美沙先輩が右手で扱き上げてるのが見える。
首を斜めにして、こくっこくっと首を動かす。
AVとかとは違う、ゆっくりだけど搾り出すような感じで。
はは、手馴れてるよこの女。
風俗でもやってたんじゃねえの?
「な、あれいいべ?」
「はは、つか人のSEX見るの慣れてきてません?俺ら。」
「んっ!んんっ!」
「あーうち男連中は飲み会で裸になりまくるからな。あんま恥ずくねえよな。」
「俺は恥ずいっすよ。」
「お前はぶっちゃけてねえからだって!サマキャンマジで脱がすからな。」
「あっはは、マジやですって。」
「駄目だって、お前うちの班強制編入だから。」
「え?マジッすか?」
「当ったり前だって!」
「あーそうなんですか。やった。」
「もう、マブじゃん?」
「あっはは!馬鹿用語だ。久しぶりに聞いたよ。」
マジかよ。そこまで関わりたくねえよ。
「うんっ・・・・ちゅ・・・・ずっ・・・あんっ」
フェラしてる時に声出す女って始めてみたわ。ははっ。
「あー出る、出そう。」
「あっはは、超腰振ってるよ。あー美沙可愛そうだって。」
「あーでもちょっといくとこ見られるの恥ずい。」
「あっはは今更かよ。」
「ぶはは!向こう向いててえなんつって、いやマジ向いててやべいくいく」
「あっはは、マジ恥ずかしがってません?△△さん。」
「馬鹿だ馬鹿。」
美沙先輩の頭を軽く抑えて激しく腰を振ってる。
喉の奥を突かれないようにしながら軽く首を傾げた格好で受け止めてた。
何でほっぺたへっこんでんの?
「んっ!んんっ!んーーんー!!」
「あっはは!、出してるよ。」
「あー美沙飲んで、美沙飲んで。」
「んーーんーー。」
「ほら、飲んでって。」
「ん!んんっ!」
「しょうがねえな。ほら、ティッシュ。」
ぶんぶん。
「んーー。」
あ、洗面所の方いった。
「なんだよ、ティッシュに出させようと思ったのによ。」
「この前飲んだんすか?美沙先輩。」
「あー、いや、□□が2回目飲ませようとしてたけど駄目だった。」
「へーつか、□□さんってやったんすか?」
「そういややってねえかも」
「ほら、あいつ早漏マンだから。いれたらすぐいっちゃうんじゃね?」
「あっはは、なんでマンづけなんだよ!」
美沙先輩が戻ってくる。
「もう・・・出しすぎだよ△△君・・・」
なんだ?
恥ずかしげに胸を右手で抑えて左手で下半身を隠している。
「あーもう、昨日からの2日分出したわ。」
「一昨日抜いたのかよ!」
「あっはは!」
「ね、お風呂・・入ってきていい?」
なんだ?
恥ずかしそうにしながら小首を傾げて言う。
なんだ?この違和感。
「ああ、いいよ。いいよな。○○。」
「ああ、もちろんっすよ。」
「なんだよ!俺味を楽しめよ!」
「やだよ!超ヤダよ。」
「あっははは!」
「くすくす」
笑ってバックを取ってててっと風呂場へ行く美沙先輩。
「なあ、○○もやだよな。」
「はは、やっすよ!」
「なんだよー○○冷てえよ!」
考えさせろよ。糞が。
美沙先輩が風呂場にいる。
「あっはは、超わらった。」
「あー俺らも風呂はいんね?」
「美沙と入る?」
「はは、休みなしかよ!」
「よしゃ。4人風呂?」
なんだ?こいつら。
「ちょっと待ってくださいよ。」
こいつらか?
「ん?どした?○○。」
「美沙先輩おかしくなかったです?」
林を見上げる。顔を直視するなんて今までしたことなかったわ。
「?」
「あっはは、お前幻想持ち過ぎだって!清楚風でも彼氏いればああいうフェラするぜ?まあうまいけどな。てか体と声がエロいと口でも結構いけるな。」
ちげえよ。黙ってろ。
「ん?△△ちょいまち。何だって?」
きいてんのは俺だ。
「いや、今の美沙先輩。おかしくねえっすか?」
「だから、なんだよ。」
心底普通に切り返される。
「マジで?なんか変だった?」
「うわ、やべえ?」
「○○、何が変だった?」
「まずい?やべえかな?」
違うわ。違う。
こいつらじゃねえ。
「いや、嫌がってなかったような気がして。だっておかしくないです?この状況で普通にしてたじゃないすか。ミニキャンの時は嫌がってたし、呆然としてた気がするんですけど。」
「あっはは!」
林が普通に答える。
「ミニキャンの時も最後あんなんだったよ。」
なんでだよ。
「普通に話してたもんな。」
だからなんでだよ。
おかしいだろ?
「なんだよ。○○超マジなんだもん。ビビらすなよー。」
だから、なんで?
「はは、俺もちょっとビビッたよ!」
笑いながら頭をがしがしされる。
「そういや○○ミニキャンの時寝ちゃったもんな。」
「もったいねえぞー。」
「なんだよ、一対一の時普通にえっちしたのかと思ってたよ。」
「何?あんときも呆然としてたん?美沙。」
だから、なんでだって。
こいつら馬鹿か?
「だめだって、○○レイプ好きなんだからーやっぱ時代は和姦だよ。和姦。」
「あっはは!」
腑に落ちねえ、わかんねえ。
俺が馬鹿なのか?
「美沙先輩、のり気って事ですか?」
「のり気にきまってんじゃん、あんないきまくってんだぜ?」
だまれ。
「あっはは!ちげえよ!」
林がしょうがねえなって面で俺を見る。
「抵抗してるのっだって女にとっちゃ恥ずいんだよ。○○。特に俺らは同級だしな。お前だって仲いいだろ。ほら、やったら急に馴れ馴れしくなる女いるだろ?ありゃすげえ恥ずかしがりやなんだって。無理やり馴染もうとしてんだよ。特に美沙はどうしようもねえしな。仲間になって恥ずかしくねえって思いたいんだって。」
長々と喋って得意げに俺を見る。
「そうなの?」
「お前も気づいてねえのかよ!飲み会ではじめて会ってやった女とかって大抵そうじゃん!」
「あーーーそうかも。林何理論派じゃん。」
「ていうかお前らが童貞すぎ。」
2人で笑ってやがる。
「そっか、そういやそんな感じでしたね。」
「ああ、少なくとも今日はこっちの言う事聞くんじゃね?つかじゃねえと無理やりなんてつまんねえじゃん。ミニキャンの時だって朝までなんてやれねえよ!」
「かしこいすね、先輩。」
「うわ、尊敬されたよ○○に」
「でも抵抗されないのもつまんねえよなー」
「あっはは!レイプマンだよ。」
女に関しちゃ意外とかしこいなこいつ。
「もー。マジビビッたって。もう童貞だな!○○。」
「あっはは!ちがいますって!」
美沙先輩が風呂から出てくる。
「あーあ、出てきちゃったよ。」
「?」
クルクルっとバスタオルを前進にまく。
「やだ・・。○○君。見てるし・・」
ちょっと拗ねた顔をして、濡れない用にか上げてた髪の毛を下ろす。
ストレートの髪がふわっとおりる。
「ま、いっていって!林。俺入ってくるわ。」
「うーい。○○、次入れよ。」
「あ、はい。」
「あ、やだ!バスタオル取っちゃ駄目だって!」
「ち、失敗。んじゃ入ってくるわ。」
美沙先輩がててっとこっちにくる。
そのまま服のほうに行く。
林が見とけって感じで俺の手をポンと叩く。糞。
「美沙何してんだよ。」
「服着るの。だめだよ・・もう。」
「何言ってんだ。こっち来いって」
「やだよ・・やんっ・・」
林が手を引っ張る。
明らかに抵抗が弱い。
ベッド脇まで連れてくる。
バスタオルごと抱き寄せてキスをした。
「んーーぅん・・やだって・・・」
林がこっちを見ながらこっちを見て目配せする。
みたろって感じかよ。
糞、完全に主導権握られたか?
「ぷはっ・・キスしちゃダメだよ!・・服着るって・・」
林がバスタオルを取る。
「わり、○○。先俺いくわ。」
「ちょっと・・聞いてる?」
「はは、いいっすよ。隣の部屋いますよ。」
「そう?ああ、テレビでも見てろって。」
「はは、そうします。風呂も入りてえし。」
「終わったら交代な。」
「ああ・・・やだ・・・」
「おっけっす。」
「あ、わり、電気消してって」
「ベッド脇にねえす?」
「お、あった。せんきゅせんきゅ。」
ドアを開けて隣の部屋に行く。
でかいソファとテレビが置いてある。
豪華なもんだわ。
ドアを閉める前、一回だけ振り返る。
林が美沙先輩を押し倒して、掛け布団の中に潜り込んでいくのが見える。
美沙先輩は頭を振って押し返そうとしてる。
ドアを閉める。
さて、なんかてれびでもみるか。
のどかわいた。酒とかねえかな。
ソファーに座る。テレビをつける。
あ、デーゲームやってる。
ロッテ近鉄なんか見たくねえよ。
映画も途中か。
「・・・・・あっ!」
なんかやってねえかな。
「・・・あんっ!」
音楽番組とか。糞。
「・・・・・・・・・・んっ!」
和田アキ子なんて見たくねえよ。
糞。
なんかねえのかよ。
ああ、ゴルフか。
これでいいわ。
「・・・あっ!」
・・・・・・・・
「・・・・・・・ぁんっ!」
「んっ!・・・・・・・・」
くそ、うるせえな。
落ちつかねえよ。
ドアが急に開く。
「あっ!あっ!」
大きくなった声が聞こえる。
「もーいい感じじゃん!は・や・し・!」
「きゃ・・・んっ!」
「うるせえな!あっちいけって!」
「あっはは!」
ドアが閉まる。
声が小さくなる。
テレビ聞こえねえっつうの。
「あっはっは!あーいい風呂だった。○○いくべ?」
「ああ、はい。」
「・・・・・・ぁっ!」
うるせえな。テレビきこえねっつうの。
「あージュース。」
「んっ!んっ・・・・」
一々自分の行動を言葉に出すなよ。
子供かてめえは。
「な。隣超盛り上がってんぞ。」
「はは。そうみたいっすね。」
「お、テレビ見てない?チャンネル変えていい?」
「ああ、いいっすよ。賑やかなのがいいっすね。」
「なんかやってっかな。」
「お、映画。ジムキャリーじゃん。」
「はは。」
「あんっ!あんっ!あっ・・・・あっ!」
「お、隣盛り上がってんなーはは、ジムキャリー知ってる?ジムキャリー。」
「知ってますって。Mrダマーとか見ましたよ。」
「あ、おお、あれ超面白いよな。」
うるせえよテレビ。
糞。
「今度何だっけ、映画やるよな。新しいの。」
「マジッすか?」
「あぅ・・・・・ぁっ!・・・・・」
「うん。なんつったけな。マジェなんとか。」
「へー」
何話してんだ俺は。
ドアが開く。
素っ裸の林が出てくる。
「おー。ゴムどこだっけ?」
「ん?そこのコンビニの袋んなか。」
「うい、忘れてた。」
「あっはは。生でいいじゃん。俺みたいに口に出せば。」
「あー俺口苦手。うまいんだけどな。美沙。」
頭をガリガリかいてこっちに来る。
うわ、超勃起してんじゃねえか。
「○○、風呂はいんねえの?」
「ああ、入りますわ。もうちょっとしたら。」
「ジムキャリー?」
「ええ。」
「へー。」
そう言って戻っていく。
「んじゃ、風呂入って来ますわ」
「うーい。あ、タオル全部風呂がわに持ってっといた」
「あ、すんません。」
糞、ドア開けづれえよ。
ノックする
「あっはは!いいって、○○、入っちゃえば。」
「ああ、はい。」
背を押されるようにしてドアを開ける。
暗くて中は見えない。
「あっ!あっ!・・・・あんっ!」
ドア越しとは違った声が聞こえる。
風呂は入ってった向こうだ。
ああ、布団かぶってっからか。
「あっ!・・・あっ・・・・ああっ!」
俺が入ったのを気づいてるだろうに、反応はない。
布団がモコモコ上下に動いてるのだけ、わかった。
歩を進める。
布団から出た上半身だけが見える。
林と指を絡ませて、美沙先輩が下になってる。
糞、暗くて見えねえよ。
顔と顔がくっついているのだけがわかる。
「んーーぅん・・んっ!ぷはっ・・あっ!あっ!ああっ!」
口が離れると、林は上下じゃなく、前後に動き始めた。
「あっあっ!あっ!」
風呂場に着く。
ああ、そうだ風呂だ。
湯船に浸かる。
糞、スゲエ勃起してんじゃねえよ。
「あっ!ああっ!あんっ!ねっ!あっ・・・・・あんっ!」
糞、声が聞こえる。
何で上が空いてるんだよこの風呂場。
早くでねえと。
「ほら、美沙、上になれって。」
「やぁん・・・あっ・・・」
「ほら、動けよ美沙。」
「・・・あっ!あっあんっ・・・んっ!」
早くあらわねえと。映画終わっちゃうから。
「ほら、ほら!」
「あっ・・・あっ・・・あんっ!・・もう・・・林君、いじわるだよ・・・」
「あっはは、ほら、胸に手つけって。」
「ん・・・・」
「ほら、動けって。」
「きゃっ・・・!あっ・あっ!あんっ・・・!」
なんだよ、次俺の番だって。
何焦ってんだって。糞。
隣でやってるだけじゃねえか。
「あっはは、動いてる動いてる。ちげえって上下じゃなくって前後。いったべ?」
「もー・・・やんっ!んっ!」
頼むよ・・。
「そうそう、ゆっくりでいいからさ。」
「本当恥ずかし・・あっ!」
「俺動いちゃうぜ?」
「あっ・・あっ!あんっ!」
やっと洗いあがる。体を拭く。何だこのだせえ浴衣。
「あっ!あっ!・・・・きゃっ!」
「あ。」
「あれ?○○風呂場だった?気づかなかったわ。」
「やっ。・・もう・・あれ?やんっ」
必死で胸を隠し、繋がってる部分をずらそうとする。
「あっはは!浴衣着なくていいって!裸で行こうぜ!」
「俺はいいですって。」
「固いよなー。あ、もうちょいだからさ。悪いな。あ、何胸隠そうとしてんだよ。美沙。」
騎乗位で繋がりながら胸を隠そうとしてる手を掴む。
そのまま隠してる手をぐぐーっと下に持っていった。
「やっ、もう・・・!あっ!」
腰を突き上げる。
「あ・・・やんっ!やんっ!」
美沙先輩は真っ赤になって頭をぶんぶん振っていた。
本当、こういう仕草可愛いよな。
「あっはは、もうすぐ終わるから、悪いな。」
「いえ、いいっすよ。」
背を向ける。
「お、風呂上がった?」
「うい。」
「んーんっと。」
「あっ!ああっ・・・あんっ!」
「ここ何時までです?3時間?」
「あ?ああ、サービスタイムとかで6時までじゃね?」
「そっすか」
「あんっ!あんっ!あんっ!」
「つかいいって。そんなん。気つかうな。」
「あーいや。まあ、そっすね。すんません。」
「期待の新星なんだからよー」
「はは。」
「へへっ隣もう声つつぬけじゃん。盛り上がってんなー」
そのまま黙った。
ドアが開く。
「あーわりい。時間かかった?」
「あっははは!超盛り上がってたじゃん。」
「お前の最初の方が盛り上がってたっつうの!」
「はは、あれは馬鹿騒ぎっすよ。」
「うわ、○○言ったよ。」
「ほら、いってこいよ。○○。」
「もーいっつも最後なんだもん。たまには我侭言って!」
「あっはは!お前が真っ先に襲ってんじゃねえかよ!」
「あ、じゃあいきますわ。」
「うーい」
ドアを開ける。
ドアを開けて、ベッドまで大股で歩く。
最初の時も、学校でも呑まれっぱなしだった。
今度はペースは俺が握る。
布団の下にいるのを確認して、布団を捲って潜り込んだ。
暗くて見えねえ。
色が白くて、綺麗な美沙先輩が見える。
糞、やってやるよ。
「はーっはーっ。」
肩で息してる。
疲れてんじゃねえよ。
ほら、こっちこい。
もうギンギンになってんだよ。
「・・・・はーっ・・ふう。」
あーもう、出そうだわ。とりあえずしゃぶってもらえます?
「・・・水、飲みます?」
「・・ふふっ。くすくす。」
けどまぁハッピーはありえねえか。
「ふうっ」
白くて綺麗な美沙先輩がこっちに向き直る。
「水。」
「いーいーよ。」
「は?」
何言ってんだ?
「ん。大丈夫。ほら、おいで。」
何言ってんだ?
体に手をまわされて、引っ張られる。
「いーいーよって。」
むねにこつんと頭がぶつかる
何言ってんだよ。
胸にあたった頭がぐりぐり動く。
「いいよ。もう、聞いてる?」
ほら、あれだ。
「抵抗してるのっだって女にとっちゃ恥ずいんだよ。○○。特に俺らは同級だしな。お前だって仲いいだろ。ほら、やったら急に馴れ馴れしくなる女いるだろ?ありゃすげえ恥ずかしがりやなんだって。無理やり馴染もうとしてんだよ。特に美沙はどうしようもねえしな。仲間になって恥ずかしくねえって思いたいんだって。」
それだ。
「君さ、私のこと好きでしょ。」
「私彼氏いるんだよ。」
今する会話か?
美沙先輩がいつもみたいに語り掛けてくる。
「まったく。昨日から話し聞いてないよね。君。」
「してもいいんですね。」
やっと声出た。
「いいよ。でももう。一生しない。」
頭からバケツで氷水ぶっかけられたみたいに血が下がる。
横になってんのに縦になってるみたいに上下の区別がつかない。
動け。
動け。
まず目からだ。
一生しない?
上等だよ。
写真はこっちが握ってんだよ。
馬鹿女が。
林先輩も、△△先輩も□□先輩もいるんだよ。
動け。
動け。
動いた。
「はは、いいっすよ。じゃあ」
喋れ。喋れ。
「ん。」
美沙先輩が笑う。
よく喋ったわ。
この人と。
動いた。
手で胸を掴む。
「やんっ・・」
スゲエ柔らかい。
最高だわ。
何で汗臭くないんだろう。
この人。
飯いきたかったです。
ズルズルに濡れてたから、すぐ突っ込む。
「あっ!あんっ!!」
皆でやってた時とは違うように聞こえる。
この部屋じゃ2人だからか?
可愛い声。
すっげえいい。
ぐいぐいと動かす。
「あっ!ぁっ!もう、あんっ!はげしいなああんっ・・あんっ!」
「はは、俺が先輩の事好きだなんて誰が言ってたんです?」
「んっんっ・・・あんっ・・」
太腿を裏から抱えて、角度を変える。
「あんっやっ!やんっ!ぅん・・・あんっ」
林さんがこなしてたからかやたら反応よくって楽しくなる。
「んっ・・・うん・・はあ、いや、勘だ・・・やんっうごいちゃ。」
「はあ、はあ。」
「違った?」
あーもう、集中途切れるから話し掛けんな。
最後なら、楽しまなくちゃ損じゃねえかよ。
「あんっ・・んっ・・・○○君?」
「あーやべ、いきそっす。」
忘れないように。
「ん・・!あん!あ・・・あん!あ、コラ。ゴム。ああんっ!」
「外に出しますよ!」
「んっ・・んっ・・・あんっ!やんっ!」
「外に出すっつうの!」
「あ、ごめ、あんっこれちがうの。あんっ!外なら・・んっ!いいよ。」
「はあ、はあ」
「○○君?」
もうすぐなんだから、邪魔すんな。
「ねえ、あんっ大丈夫?」
「あーいきますよ。先輩。」
「んっ・・・○○君。」
「はい!?なんです?」
「ん。きもちーよ。」
笑ってくれる。
ああ、あれか。
無理やり馴染もうとしてるってやつか。
「ああ、出る。」
「んっ!んっ!んー。」
ゆっくり起き上がって、キスしてくれた。
肩で息をする。
「はあ。」
糞。
先輩がティッシュを取ってくれる。
「ほら、はい。自分のは自分でふきなさい。」
恥ずかしそうに言う。先輩面すんな。
「はあ。」
受け取る。
「好きじゃなかったのか・・・見たてちがい?」
髪をまとめながら、いつも話すみたいに言ってくれた。
「ね、気持ちよかった?」
俺、なんか悪い事、したか?
「はあ。戻ります。」
「ん。私はここにいれば良いのかな?」
「シャワーでも浴びたらどうですか?水持ってきます。」
「あはは。ジュースがいい。」
「苺ですか。」
「うん。」
「ないっす。コーラなら。」
「そっか。じゃ、それで。」
もう、帰りたいよ。
部屋を出る。
「お、おつー早いなー。」
「あはは、興奮しすぎ!」
「はは。」
笑う。
血の気が下がる。
確か中学の時、振られた時もこんなんだったわ。
「美沙何してる?」
「風呂です。」
「よっしゃ!」
「俺帰りますわ。」
「ん?」
「マジで?どうした?」
「いや、はは、興奮しすぎたのかな。あっはは!」
「ソファで寝てたら?」
「いや、帰りますわ。すんません。電車で。」
「大丈夫かマジで。」
「ええ。」
荷物をひっつかむ。
「すんません。」
「おう、電話するよ!」
笑ってはいって返事をした。
この後俺はサークルから足を遠のかせた。
卒業まで林先輩とも電話をしたし、△△さんとも何度も話した。
今ではサラリーマンやってると思う。
美樹さんはその後サークル内結婚した。
美沙さんは正直あんまり知らない。
卒業までサークルにいたのは知ってる。
何度か顔を合わせたけど、手を振ってきてくれる気がして、俺が目をそらせた。
そのまま卒業してったし、卒業後の進路もしらない。
知りたくもないです。
何してるか。
知りたい。
好きだったし、今じゃ何が悪かったのかもわかる。
大事にする。
経済力も、少なくてもあるよ。
悪くないはず。
ほら、顔だってそこそこだし。
話してて楽しかったし。
一緒にいたいよ。
いやだよ。
ごめんなさい。
先輩。俺が、悪かったよ。
はは、そうか。
やっと気づいたよ。
うん。
ただ、好きだったんだ。