嫁がデートに誘われ承諾していたら・・・4/厳選コピペエッチな体験談

後日談の後日談。

まず最初に、嫁は基本的にネットをしない。
自分のノートPCは持っているけど、家計簿つけたりとか、昔エクセルとかの勉強したりとかそういう目的で持ってる。
あと例の日記とか。
嫁のPCスキルは初級~中級程度だとは思う。
ただネットについてはほぼ初級。

それで昨日俺のPCが調子悪くて、どうしてもネットで調べなきゃいけない事あったんで、嫁のノートを貸してもらった。
ただ嫁と一緒に観る、という条件つきで。
「一応プライベートだから」との事。
あまり深くは追求しなかった。
もともと「いくら付き合ってても携帯とか見るの信じられない」という共通の見解も持っていたし。
まぁ今では俺がどの口でそれを言うんだ!って話だが

それでしばらくは俺が普通にネットしてた。
嫁が後ろから抱きつきながら。
だけどそのうちピンポンが鳴って嫁が一分くらい出て行った時、何気なくネットの検索履歴を見てしまった。

そこには
「浮気 仲直り 方法」
「浮気 謝罪 方法」
「浮気 その後 後悔」
「H 相性」
「既婚 H 旦那以外」
とあった。
他にもあったと思うけどチェックしきれなかったし憶えきれなった。

こないだみた履歴を下にスクロールすると、つまりは古い方の履歴には

「フェラ 上手」
「愛撫 上手」
「パイズリ 仕方」
「お尻 H 断り方」
「旦那以外 好き」
「旦那以外 恋愛」
「旦那以外 愛情」

などがあった。
特に「お尻 H 断り方」が気になる。
少なくともタカシがそういうプレイを嫁に要求したのは確かなのだろう。

あと気になったのが、こないだ見た履歴より新しいのがあって、それはタカシのフルネームを検索していた。
嫁なりに何か調べようとしたのか。

日記も見てしまった。
ここにきて、何故また見たくなったのかは理由が二つある。

まず一つ目は、妊婦は性欲が高まって、妊娠中はセックスよりもオナニーを好む女性が多くなると聞いた。
それは実際妊娠経験のある女友達など何人かに聞いた。
聞いたというか嫁の事で~という感じで相談した。

多分なんだけど、嫁はオナニーしてると思う。
俺は寝つきが悪いほうなんだけど、嫁はその逆でいつもスコーンと寝る。
その嫁が、最近はやたらとモゾモゾとしてる。
衣擦れの音の合間に「クチュ」とか「ッン」みたいな音がうっすらと聞こえてきて、最終的には「ハァ…」と小さい吐息の後、しばらくして寝息が聞こえてくる。
多分確定なんだろう。

その辺は話し合おうと思っていたのだが、その前に、日記で確認したかった。
要はオカズはなんなのかと。

先に書いておくと、日記にはオナニーの事は全く触れられていなかったので、夜の生活は今後どうするかは、ちゃんと今日にでも話し合うつもり。
ただどう切り出したらいいものかは悩む……

家に向かって走っていると、嫁は気まずそうに、
「あの……たまにはホテルとかいっちゃおっか?」
と提案してきた。
嫁は元々ラブホが好きじゃなくて、だからタカシと行っていたのは、それなのに、ってショックもあったんだ。
俺と行った回数なんて、精々両手で数えれるくらいだった。

俺は特に反対もせず、むしろ我慢できないくらい興奮していたので、その提案に乗り、どこか適当に目がついたところに入ろうとしたのだが、嫁は「あ、そこ右で」とか言い出して、一つのホテルを指定した。
俺は勿論思うところがあったのだが、嫁も真面目というか、何かを決意したような表情だったので、何も言わずそこに入った。
フロントに行くとそこでも嫁は、週末で残り少ない部屋数ではあったが、「ここが良い」と即決で部屋を決めた。

部屋に入ると、暫くはベッドに並んで座って、世間話なんかをしていたのだが、やがて嫁が
「なんで今日お店まで来たの?」と聞いてきた。
「お前の顔が見たくて我慢出来なかった」と、真剣な顔で言った。
「……あと心配だった。お前が他の男に声掛けられてんじゃないかって」とも。
嫁の口から「うわぁ…」と声が漏れると、一瞬でとろんとした顔になって、嫁から唇を重ねてきて、更には俺の服を脱がしてきた。
俺も負けじと舌を絡めながら、嫁の服を脱がした。

ゆっくりと、でもなんだろ、情熱的に身体を重ねた。
常にお互いの唇を吸いながら、名前を呼びあい、愛を伝え合っていた。
そして嫁は何度も、俺の精子を中で受け止めてくれた。
正確には、一応イク寸前に軽く引き抜いて、膣入り口にぶっかける感じ。
射精の感覚も、なんというか緩やかに落ちていくというか、断続的に暖かくて、くすぐったい快感が続いた。
夢の中でお漏らししてしまったようなというか、よくわからんけど。

不思議なセックスだった。
なんていうか、前戯とか後戯、挿入の境が無かった。
どちらかが果てても緩やかに、絶え間無く愛し続けた。
このまま半永久的にヤリ続けれるんじゃないかってくらい、嫁の中は最初からずっと熱くて、ヌルヌルで、俺を包み込み続けた。
俺もそれに応えるように、とゆうか、ごく自然に、嫁を貫き続けた。
そのうち嫁の白くて弾力のある乳房や、太ももを撫でる俺の手が、嫁のなかに溶け込んでいくんじゃないかって、そんな錯覚すら覚えた。
少しロマンチックに書きすぎかもしれないけど、そんな感覚が確かにあった。

どれだけ交わっていたかはわからないが、気がつけば二人とも肩で息をして、ベッドで横になっていた。
どちらからともなく見つめ合うと、俺達はクスクスとずっと笑いあった。
どちらからともなく「愛してる」と言い合い続けた。
どれだけそうしていただろうか、俺は、ごく自然に聞いた。
俺の手と、嫁の手は、嫁のお腹を撫でるように重なっていた。
「ここでタカシとしたの?」
「うん」
嫁は、真剣な表情で、俺の目をじっと見つめながら答えた。
でも何故か俺にも動揺は無く、そのまま質問を続けた。
「何回くらい?」
「数え切れないくらい」
「気持ちよかった?」
「うん」
「人生で何番?」
「ダントツで一番だと思う」
「俺よりも?」
「うん。ごめん」
「生でした?」
「した」
「中出しは?」
「した」
「何で?」
「欲しいって思ったから」
「何が?タカシの子供?」
「わかんない。でもあの人が欲しいって思った」
「今でも?」
「ううん。今はあなただけ」
「タカシが好きだった?」
「大好きだったと思う」
「今でも?」
「多分」
「俺よりも?」
「比べる対象じゃないよ」
「強いて比べるとしたら?」
「あの人のが好きだと思う」
「俺と別れたいと思った?」
「ありえない」
「どうして?」
「だから比べる対象じゃないから。あの人とは、こんな優しい時間は過ごせない」

この辺から、嫁は涙を流してた。

「これからも俺の嫁で居てくれる?」
「私にはそれ以外の選択肢は無いよ」
「タカシとはもう会えないよ」
「そんなつもりも元々無いよ」
「タカシが好きなんでしょ?」
「一番好きなのはあの人。でも一番大切なのは、この子と、あなた」
「俺のことを一番好きにもさせるから。絶対」
「うん。あたしもそうなりたいって思ってるし、そうしてほしいって思ってる。
 ……きっとその内そうなるって思ってるよ」
その後、ずっとお互い泣きながら、キスをしながら、重ねた手で嫁のお腹を撫で続けた。

その後、オナニーについて聞いた。
「してる」とのこと。
オカズについて聞くと、
「わかんない」と誤魔化すのでしつこく追求。
やがて
「その…タカシに無理矢理される感じとか想像したり…」と吐いた。
「今後は俺に無理矢理犯されるのを想像してくれ」と言うと
「うん、わかった」と笑った。
その後は、少し気まずい空気になったので、俺が嫁を後ろから抱きしめながら押し倒して、わき腹とかくすぐったり、イチャイチャしながらで、嫁も
「わかったわかった~wwwわかったから~~~w」みたいな感じ。
今後の性生活については、やはり嫁も例に漏れず、自分のリズムや力具合でいけるオナニーのが具合が良いと考えているらしく、ただ
「今日みたいなHは毎日でもしたい。でも体力が心配」
との事だったので、基本はオナニーで、あとはお互い愛撫しあったりとか、その日の気分や体調で決めていこうということになった。

のさらに後日談

簡単に経緯だけ報告。

昨日の夕方嫁が真面目な顔で帰宅。

「そこでタカシと会った」と。

言い寄られたけどちゃんと拒絶した。
そして手紙を渡されたと。
封も空けられてないそれを俺に見せると、嫁が自分で破いて捨てた。
 
それで先週末の話だけど、俺はいつも通りベッドで安静にしてて、嫁が一人で買い物に行った。
時間は昼過ぎくらい。
最近は俺がこんなだから、近頃は嫁が一人で買い物に行く。
でも寄り道とかせず一時間もせずに帰ってくるかんじ。
 
そんでその日もいつも通り、一時間もせずに帰ってきたんだけど、
 
「ただいま」もなしに、真面目な顔で(といっても嫁はいつも真面目な顔だが、その時はさらに緊張が加わってた)俺の顔をみつめて、固まったように数秒黙ってた。
 
「何かあった?」
「……そこであの人と会った」とぽつり。
「タカシ?」と聞くと、嫁は無言で頷いた。
 
俺は苦笑いを浮かべて「待ち伏せ?」と口にすると、嫁は困惑した表情で首を横に振りながら
 
「わかんない……でもそうなのかも」
「何か言われた?」
「ん」
「なんて?」
 
嫁は困った表情で頭をぽりぽり掻きながらしばらく黙ってたんだけど、やがて「……旦那の子でもいいから、俺と一緒になってくれって言われた」と口を開いた。
 
「それで?」
「それでって……ちゃんと断ったよ」
「なんて?」
「駄目って」
「そっか。そんでタカシは?」
「手紙渡してきた」
「手紙?」
「うん」
 
そう言いながら嫁はコートのポケットから便箋を取り出した。
その際に、嫁の右手をかばうというか、痛がる素振りを見せたので
 
「手どうしたの?」と聞くと、「なんでもない」とその時はそう答えた。
 
俺にとっての嫁は世界でユキだけ。
嫁は「ん」と俺にそれを渡してきた。
殆ど白に近い、水色の便箋。
明らかに封は開けられてなかったと思う。
 
俺がそれを手の中で転がしているあいだに、嫁はスタスタとどこかに行き、そして戻ってきた。
その手には家で使ってる小型のシュレッダーだった。
昔の鉛筆削りみたいに、手で回して切るタイプ。
 
嫁は再度「ん」と言いつつ俺の方に手を伸ばし、手紙を返すことを要求してきた。
それに従うと、嫁は淡々とそれを刻み始めた。
 
無言かつ無表情で、嫁は俺の目の前でその作業を続けた。
 
半分くらい削れただろうか。
 
「俺もやるよ」と手を出すと、
「ううん。良いの。ちゃんとあたしがやるから」と拒否。
 
そう言われて一度は引き下がったんだけど、やっぱり手を伸ばして、シュレッダーの取っ手を握る嫁の手に手を重ねて、
 
「一緒にやろう」と提案した。
 
嫁は手をとめて、頷いた。
 
それから二人で最後までシュレッダーにかけた。
嫁はずっと目を瞑ってた。
それが終わると、嫁は中身をゴミ箱にばっばと捨てて、ぱっと表情を晴らし、

「じゃ今からケーキ作るね」と何事もなかったかのように部屋から出てった。
 
余談だけど最近お菓子作りを始めて、よく試作品を食わされる。
基本料理が上手いので、贔屓目無しで美味しい。
 
ゴミ箱の中のそれは、もう修復は不可能だった。
元々どうこうするつもりもなかったし。
便箋を持った感じは写真とかじゃなくて、普通に手紙が入ってたはず。
 
それからは俺はベッドで、嫁のケーキが出来るのを待ってたんだが、しばらくするとタタタっと廊下を小走りで歩く音が聞こえてきた。
音に敏感になってたからたまたま聞こえたんだと思う。
トイレに入っていく音が聞こえた。
何となく、気になって、様子を見に行こうと思った。
ただの気まぐれ。
忍び足でトイレの近くまでいくと、トイレの中からは鼻を啜る音が頻繁に漏れてきた。
やがてそれは嗚咽だと確信した。
 
俺は一瞬逡巡したけどドアをノックして「大丈夫か?」と尋ねた。
中からは「うん、ありがと。ちょっと……目に入っちゃって」とだけ返事。
 
嫁の目は赤かったけど、気丈に笑みを浮かべ続け、あくまで「目にゴミが入った」と言い張っていた。
その後作ってくれたケーキには、ホイップで『大好き』と書いてあった。
このあいだの晩飯に作ってくれた特大オムライスも、ケチャップで相合傘が書かれてた。
今までこういう事してくれなかったから、正直嬉しい。
 
後日嫁の手首はうっすらと腫れて、湿布を張っていたので問い詰めたら、タカシと会った時に、少し強引に抱きつかれそうになったから、思いっきりビンタしたそうだ。
ただ嫁は今までそんな事したことなかったので、打ち所と力加減がわからなかったらしい。
 
タカシの最後の嫌がらせ(?)があった。
 
手紙や画像、動画等の投函。

まずは事の経緯から。
年末に家でのんびりしているとタカシからメール。
 
「最後に二人で会ってくれません?」
 
その頃はまだ体調も現在ほど戻ってなかったし、何よりもう関わりたくないとの一心で拒否。
無視するとしつこそうだから、はっきりと拒絶の意思を伝えた。
するとその日の夜、またタカシから「郵便ポスト」とだけメール。
嫁には気づかれないよう確認しにいくと、折りたたまれた小さな紙袋。
その時には中身に薄々気づいていたものの、とりあえず嫁に気づかれないよう一時保管。
 
それから少しづつ、嫁の目を盗んではちょこちょこ中身を確認。
 
その内容は、
 
・嫁がタカシに書いた手紙
・4枚のDVD
・大量のプリクラ
 
だった。

まず手紙から。
 
二種類あった。
 
一つは密会中に手渡ししていたと思われる、可愛らしい便箋の手紙。
嫁は基本口数は少ないし、感情を表に出すのも不器用な人間。
だから手紙や日記だと、自身の思いを結構はっきりと言葉に表す。
その手紙は3通在り、時系列はわからないが、とにかくタカシへの恋心がつらつらと並べられていた。
 
勤務中のタカシをついつい目で追ってしまうこと。
会社でタカシに話しかけられると、挙動不審になってしまうこと。
家で俺と一緒でも、俺の行動を見て、「タカシだったらこうしてくれるのに」と無意識に比較してしまうこと。
 
タカシと一緒にいると、俺のことを時々忘れてしまうこと。
そしてもっと料理や服装など、好みを教えて欲しいこと。
 
そして
 
「こんなにも、好きになれる人がいるなんて、思ってもみなかった。」
「あなたへの気持ちは、手紙や言葉ではとても伝え切れない。」
「あなたに見つめられると、全てがどうでも良くなり、触れられると、何もかも、忘れてしまいます。」
 
などと書かれており、
 
一番ショックだったのには、以下の文。
 
「あなたが、私の中で果てる度に、女に生まれてきて良かったと感じる。」
「そんなふうに思えたのは、あなたが初めて。」
「タカシが、初恋かもしれない。」
 
そんなことが、嫁の綺麗な字で書かれていた。
淡いピンクのペンだった。
 
そしてもう一種類の手紙。
 
それは切手が貼られた茶色の封筒に入れられていた。
消印を見ると、お泊り後のものだった。
妊娠発覚よりは明らかに前。
だからその間に出されたものだと思う。
それはタカシに対する別れの手紙だった。
 
「今でも、あなたの愛は、私の心と身体に、深く刻みこまれたままです。
あなた以上に、強く想いを寄せられる男性には、今後出会えることはないでしょう。
それでも、私はこれ以上夫を裏切り続けることは出来ません。
ごめんなさい。
あなたには理解できないかもしれませんが、どうか想像してみてください。
私は、夫と十年近く、一緒に笑い、時には傷つけあって、そして支えあってきたのです。
最初は、夫への罪悪感がありました。
暫くすると、それは、あなたへの想いで消えたかのように思えました。
それでも、いつの頃からか、あなたと一緒にいると、
幸福と同時に、とても大きな不安と、恐怖に苛まれるようになったのです。
あなたと結ばれることは、私にとって、これ以上ない幸せでした。
あなたが私に夫との別れを望むほどに、私を求めてくれたことは、正直嬉しかったです。
そうすることも、一時は真剣に考えました。
しかしやはり、これ以上夫を裏切り続けることは出来ません。
私は、夫と人生を共に歩みたいのです。
なんて自分勝手なんだろうと、自分でも呆れてしまいますが、今更夫と離れるなど、とても想像が出来ないのです。
なのに、あなたと、関係を持ち続けてしまったのは、私の弱さでした。
今回のことは、丁度良い機会だったのかもしれません。
私はいずれ、夫の子供を産むでしょう。
そうすれば、○○(俺の本名)の妻として、何より○○の子の母として、少しづつ、あなたのことを思い出にして、そして夫と再び、良き夫婦、良き親子になれると信じています。
そうなりたいと、心から願っているのです。
これ以上は、もう戻れなくなります。
だから、もう終わりにしてください。
さようなら。」
 
手紙はすぐに燃やした。
自分がどう思ったのかは正直よくわからない。
なんとなくぼーっとした意識のまま、気が付いたら燃やしてた。
 
DVDには、それぞれに日付やメモが書かれていた。
 
時系列順に観ようと思い、「自宅で3回目のH」と書かれているDVDをデッキに入れて画面が映ると、ベッドに横たわる嫁の顔がアップで映し出された。
 
「やー!」と言いながら、片手で顔を隠しながら、もう片方の手でレンズを隠していた。
 
まだ長かった髪はすでに乱れていた。
 
「大丈夫だって。ほら、これ電源入れてないから」
「嘘嘘ー!」
「ホントだって。ほらここ。ランプ付いてないっしょ?」
「……え?嘘だ」
「な?ちょっと遊びでやるだけだって。興奮するっしょ?」
「駄目だって……恥ずかしい……」
 
という問答の後、タカシの「しゃーねーなー」という声と共に、画面が大きく回って、ベッドの横に置かれた。
二人は正上位で既につながっていた。
タカシは全裸で、嫁は上半身だけキャミソールを着ていた。
タカシがピストンすると、胸の辺りは激しく揺れていたので、ブラは外れていたのかもしれない。
 
それでも
「やだー、カメラこっち向いてるって」との嫁の声。
「気にすんなって」とタカシが言うと、ギシギシとベッドが揺れ出したけど、
嫁の
「んっくっ」というくぐくもった声が聞こえてくるだけだった。
 
嫁は手の甲を口に押し当てて、
「んっん…………んっん」と、鼻息のような喘ぎ声を出すだけだった。
 
タカシはピストンしながらずっと
「声我慢してんの?なぁ?」と愉快そうに聞いていたが、
嫁は
「全然……してない」と受け答えしてた。
「もっと出した方が旦那も喜ぶんじゃね?」と軽薄そうに挑発しても、手の甲を口に当てたまま、無言で横に首を振ってた。
 
だけどタカシがその手をぐいっとどけてキスをすると、何度か顔を左右に逸らして拒否していたものの、やがて嫁から腕をタカシの首に回して、自分から舌を絡めていった。
一度キスが中断され、二人は見つめあって「ふふっ」と笑いあうと、その後嫁も唇を突き出し、ついばむようなキスを何度かすると、また舌を絡めあった。
 
じゅるじゅると音が聞こえてくる、激しいキスだった。
タカシが口を離すと、嫁が名残惜しそうに舌をべーっと出していて、タカシの舌と嫁の舌の間には、太い唾液の橋が出来ていた。
 
その直後、「えい」と嫁の声がすると、鈍い音と共に画面が揺れて回転し、二人の姿は全く見えなくなった。
画面にはずっと部屋の一角の映像が映し出されていた。
 
その後は、嫁の激しい喘ぎ声が聞こえてきた。
 
その合間に「すごい」「だめ」をひたすら連呼していた。
 
「バックで」とタカシの声が聞こえると、
 
もぞもぞと音が聞こえて、その後は激しくベッドが軋む音と、ずっちゃずっちゃといった音が部屋に鳴り響いていた。
 
嫁は最初は甲高い声で
「あっあっあっあ」と喘いでいたが、
やがてそれは間に一呼吸置いた
「あああああっ!!!……ああああああっ!!!」といった、まるで獣の咆哮のように変わっていった。
こんな嫁の声は初めて聞いた。
喉の奥から無理やり押し出されているかのような、気持ちよさそうというよりは、苦しそうな声だった。
 
タカシが
「ほらっ!ほらイケよ!」と声をかけると、、嫁は獣のような喘ぎ声を上げながらも、
くっとそれを我慢して
「……違う……違う」と悲痛な声で返事をしていた。
それでもベッドの軋む音と、バンバンと激しくバックで突かれる音が続き、やがて嫁は
「やだ!……だめ!……やぁ……」と消え入りそうな声を上げると、
「ううぅ…………」と苦しそうに呻き、
「……イクっ」と呟くと、そこからは、堰を切ったように
「イクッイクッイクッイク!」と連続して叫び、
「……ックゥ!!!」と嫁の切なそうな声と共に、一切の音が止んだ。
 
二人分の、肩で息をする音が聞こえてきた。
 
「また旦那以外でいっちゃった?」と、タカシの馬鹿にするような声が聞こえてきたけど、嫁の返事は無かった。
 
ずっとぜーはーぜーはー言っているだけだった。
 
タカシが再度
「な?」と聞くと、
「……ってない」とだけ返事。
「あ?」
「いってない。全然……良くない」と嫁の声。

パンっと一度だけピストンの音が聞こえた。
 
「やんっ」と嫁の声も。
 
そこからは5秒おきくらいに、ピストンの音が単発で聞こえてきた。
その度に嫁も「あんっ」と喘いでいた。
 
「いってんじゃん」
「違う」
「すげえ締め付けてくるんだけど?ぎゅーって。ちんこちぎれそうなんだけど?」
「違う」
 
そんなやり取りの後、再度激しくバンバンバンと音が鳴り始めた。
嫁は、声にならない声をあげていた。
それは喘ぎ声というよりは、悲鳴だった。
まるで麻酔無しで手術されてるかのように、叫び声を上げていた。
「あああああああっ!」と叫び、そして、かはっと大きく呼吸をする音がして、2?3秒間を置いてまた
「あああああああっ!」と叫んでいた。
 
ピストンの音と共に、
「何?何これ?なんでこんな締まんの?何で?何で?すげえなお前」とタカシの声が聞こえてきた。
「すっげ。マジすげえ。お前すげえな。すっげ絞られるんだけど」と、ピストンの音と共に、タカシの声と嫁の絶叫が聞こえてきた。
タカシ楽しそうに
「やべえ。お前締まり良すぎ」と言っていた。

やがてピストンの音が止み、ガタガタっとカメラが動き、嫁の姿が映った。
タカシはもう嫁から抜いていたが、嫁はまだ四つん這いだった。
腰だけが浮いていて、お尻をつき上げていた。
ガクガクと腰が揺れていて、本当に、生まれたての動物みたいだった。
身体全体も、小刻みに震えていて、何より、嫁の陰部からは、ちょろ、ちょろ、と液体が断続的に漏れ続けていた。
 
一瞬タカシのちんこも映った。
ちらっと見ただけで負けた、と思った。
別にでかければいいってものじゃないのはわかってはいるが、これで嫁をここまでいかされたのは、屈辱というよりは、圧倒的な敗北感だった。
そのでかいものは、まるでホイップクリームに突っ込んだかのように真っ白に泡立っているものに染められていた。
唯一安心できたのは、ちゃんとゴムをしていたこと。
 
嫁の身体は依然腰を突き上げたまま、ぴくぴくと痙攣していたが、
タカシの左手が嫁の腰を押すのが画面に映った。
すると嫁は横に寝そべるように倒れ、カメラはそんな嫁の顔に近づいた。
 
嫁の口はだらしなく開いたままで、その端からは涎が一筋垂れていて、「う……あ……」と力なく呻いていた。
目は一応開いてはいたが、その視線は何を見るでもなく、ただぼんやりと虚空を捉えていた。
 
タカシの「はは」と笑う声が聞こえると、カメラがぼさっとした音と共にベッドに投げ捨てられ、また二人の姿は見えなくなった。
歩く音と、何か扉が開く音がした。
その直後に、缶のプルタブを開ける音と、シュワーっと泡が立つ音がしたので、多分冷蔵庫を開けた音だと思う。
 
1分くらい無言だったが、ベッドが少し軋む音がして、画面も揺れた。
多分タカシがベッドに腰掛けたんだと思う。

「大丈夫?」と尋ねた。
「……わかんない」
「立てる?」
「……無理」
「何か飲む?」
「……いい」
「また漏らしちゃったな」
「……ごめん」
「ははは」と、今度は悪意の無さそうな、無邪気というか、とにかく乾いたタカシの笑い声が響くと、
「じゃあさ旦那と…」と違う質問を投げかけようとしたら、それまで力無く答えていただけの嫁が、タカシが最後まで言うのを待たずに、素早く、力強く
「旦那!」と答えた。
 
タカシは鼻で笑うと、
 
「本当かよ?そんな旦那良いの?」
「……だって……愛しあってるし……」
「まぁ良いけどさ」
 
そういうと、ぎっぎっとベッドが軋み、

「え?またぁ?」と嫁の困惑した声が聞こえた。
「だって俺まだいってねえし」
「口じゃ駄目?」
「駄目」
「もうやばいってぇ……あっ」
「キャミ脱げよ」
「ん」
「最初から脱げよな」
「あっ……駄目……ん……裸は……シンジ君だけ……あっあぁん!」
「結局脱いでんじゃん」
「うっさい。馬鹿死ね」
 
その後は、嫁がしつこいくらい
「ゆっくりね?ゆっくりね?」と口にして、タカシもそれに従ったのか、聞こえてくるベッドの軋む音や、ピストンの音、そして嫁の喘ぎ声は、わりと穏やかなものだった。
 
途中で騎乗位に変わったらしく、そこでは嫁が
「こう?こう?」と仕切りに何かを聞いていて、タカシは
「ああ良い感じ。えろいえろい」と答えていた。
 
タカシの
「じゃあ俺上になるわ」と声を掛けると、
嫁は
「うにゃ?」と甘えた声を出していた。
やがてまた正常位に戻ったようで、
 
「あ?もういっちゃいそう。いい?いい?」とタカシが聞くと、
「勝手に……はっ……ぁん……すれば?……ん」と
 
嫁は喘ぎ声交じりに答えていた。
 
「どこがいい?どこに出す?」
「やっ……わかんない」
「おっぱいでいい?」
「別に……あっ……良いけど」
「『おっぱいにかけて』って言ってみて」
「馬鹿じゃないの?……あっあっあっ…」
「言えってほら」
「やっ……あっあっあっあっ」
「なぁほら」
「やっ……はぁっ……あぁん」
「ああやばい。いく。いく」
「あっ……あっあっあっ!……出して!おっぱいに出して!」
「あ」
 
びちっとゴムを外した音がした。
数秒の間。
タカシの「はぁ?」って声と共に
 
「や……すごい……熱い」と嫁の声が聞こえてきた。
 
ここも数秒の間。
 
「ほい」
「ん」
 
しばらくちゅばちゅばと音が聞こえてきて、タカシが「もっと吸えって」というと、じゅる……じゅるるると音が鳴った。
 
「上手くなったじゃん」
「……知らない。どうでも良い」
 
その後どさっとベッドに倒れこむような音が聞こえてきて、
 
「どうする?今日泊ってく?」
「ばーか」
 
といった会話が聞こえてきた。
一枚目はこれで終わり。
 
次のは画面が映ると、俺の家の台所で、嫁が下着姿で料理をしている姿が映った。
嫁はカメラに気付くと、驚いた表情をみせて
 
「え?何で?うそ?何それ?」と言い、慌ててコンロを止めて、カメラの方に寄って来た。
 
画面も後ずさっていき、それから画面がぐるぐると揺れて、しばらく追いかけっこをしていたようだった。
 
それから画面は暗転して、また映像を映ると、正常位で嫁が喘いでいるアップだった。
バックには、見覚えのあるシーツと枕が映った。
もう二人とも絶頂が近いらしく、嫁の顔はもう蕩けきっていて、その喘ぎ声も、甘く切なかった。
カメラに対しても、全く抵抗が無く、というよりは、もう気にしている余裕が無いというくらい、切羽詰った感じで喘いでいた。
 
ピストンされながら激しく揺れる画面と、嫁の喘ぎ声の合間に、こんな会話。
 
「あぁ、またいきそ」
「や!だめ!だめ!」
「どうすんの?なぁどうすんの?」
「……いいよ」
「なんで?やばいっしょ?」
「……そうだけど」
「なんで?」
「……わかんないけど」
「いいの?」
 
嫁は、唇を噛み締め、辛そうな表情で、何度も頷いていた。
 
「マジで?俺マジだよ?」
「もういい!ほしい!あたしもほしいの!」
「何が?」
「タカシ」
「別れる?」
 
嫁は目に涙を溜めながら、首を横に振っていた。
 
「別れろって!な?な?」
「あっあっあっあ」
「なぁ?」
「うっ…くぅっ……」
 
そこでピストンはゆっくりになり、タカシも「なぁ?」と再度はっきりと聞いた。
 
嫁は、
「…………ん」と答えた。
 
その後、嫁の目から涙が零れた。
タカシがピストンを再開すると、嫁は泣きじゃくりながら、喘いでいた。
涙をポロポロと零し、鼻水をすすりながら、
 
「タカシ……好き……好き」
 
と必死に愛を伝えてた。
タカシはカメラをベッド横のサイドテーブルに置くと、ピストンを加速させた。
丁度嫁の顔が見下ろせる角度だった。
 
「ユキ。愛してる」
「……あたしも」
「別れろよ?な?」
「……うん」
「俺の子産めよ」
「……はい」
「ちゃんと自分から言えよ」
「タカシ……愛してる」
「で?」
「わか……れる……」
「子供は」
「……ほしい」
「産む?」
「……はい」
「ちゃんと自分で」
「タカシの赤ちゃん……ほしい」
「俺の精子ほしい?」
「……ほしい」
「俺のちんこ好き?」
「……好きぃ」
「じゃあちゃんと言いな」
 
嫁は、苦しそうに、切なそうに、でもタカシをじっとみつめがなら言った。
 
「タカシのち……おちんちん好きぃ……精子欲しい」

その直後、タカシは中で果てた。
嫁はタカシの膣内での射精を受け止めている間、両手で鼻と口を覆い、タカシを見つめながら

「こんな……やっぱり……すごい……」と呟いた。
 
そこで初めて、嫁の指に、指輪が無いことにも気付いた。
タカシがいった後も、俺の時と同じように、すぐに抜かず、ずっとつながったままで、キスをしていた。
 
「タカシ……すごいね」
「何が?」
「なんか……違う」
「旦那と?」
「……うん」
「何が?」
「なんか……きゅーってなる」
「は?」
「タカシにその……出されるとね……この辺がきゅんってなる」
 
そう言って嫁は、自分のへその辺りを手で押さえた。
タカシは「はっ」と鼻で笑っていた。
嫁は、そう言っている間も、ずっと涙を拭い、鼻を啜っていた。
タカシはそれを慰めるように頭を撫でてると、
 
「ね?チューして?」と嫁。
「旦那にしてもらったら?」とタカシがにやにやしながら言うと、
「やぁ……意地悪」
 
と鼻を啜りながら困ったように笑い、そして
「タカシがいい……タカシのチューがいい……」と甘えた口調でおねだりした。
それから嫁は泣きながら、タカシと濃密なキスを続けた。
 
その後、タカシだけがトイレに行き、画面には嫁が一人で映っており、嫁は肩を震わせ、
「うっく…ひっく…」とさめざめと泣き出し、
「ごめんなさい」とぽつり呟いた。
しばらくすると嫁はカメラの存在を思い出したのか、画面にむけて手を伸ばすと、やがて画面が宙を舞い、暗転した。
 
3枚目のDVDの日付は、自宅Hからお泊り直前あたりの範囲が示されていて、その内容は、色々なシーンが編集されて、詰め込んであった。
それは、全部俺がやったこともないような事ばかりだった。
 
画面にはいきなり、大股で開かれた嫁の陰部が映し出された。
嫁が、自分の両手で膣を左右に大きく開いていた。
 
「ね?まだ?」と焦った口調の嫁の声。
「うっせ。もっと開けって」
嫁は
「うう」と言いながら、その声に従った。
ここまで嫁の中を見たのは、俺も初めてだった。
改めて綺麗だと思った。
ちょっと毛が濃いけど、ビラビラなんか一切無い、
綺麗なピンク色だった。
既に一度やった後だったのか、奥の方まで少しだけ空洞になっていて、嫁の内部がよく見えた。
本当にミミズが這っているかのように、うねうねとヒダが蠢いていた。
 
タカシが
「ちょっと締めろみろって」と言うと、
「え?え?」と嫁は戸惑いをみせていたが、
「早くしろって」とタカシが舌打ち混じりに苛ついた口調でいうと、
「う、うん」と慌てて答えていた。
 
その瞬間、嫁の内部は、きゅーっと縮まった。
タカシは
「うわっ。すげえすげえ」と笑っていた。
「もうやだぁ……恥ずかしい」
 
と嫁は泣きそうな声で抗議したが、

「うっせ。繰り返しやってみろ」と命令した。
 
嫁の膣内は、何度もきゅっとすぼんだり、くぱぁっと開いたりしていた。
その後は、普通にやっている様子を撮っていたのだが、嫁がいきそうになると、
 
「何でいくんだよ?」とタカシの言葉責めにあっていた。
「や……わかんない」
「何?」
「……タカシ」
「俺のなんだよ?」
「ち……んちん」
「ちゃんとカメラ見て言えって!」
「タカシの……おちんちんで……いく」
「何が?」
「やぁ……もうやだぁ」
「ほら早く」
「あた……しが」
 
嫁は消え入りそうな声でそう呟いた。
 
「ほら、旦那に許可とれよ」
「やだやだぁ」
 
ずっと嫁は拒否っていたが、最終的には

「シンジ君……タカシのおちんちん……でいくね?」
 
とカメラ目線で口にした。
 
シーンが変わると、ベッドの淵に座っているタカシの上に、嫁が対面座位で腰を振っていた姿を、遠目から映していた。
 
「んっんっんっ」と嫁は一心不乱に振っていた。
 
それが中断すると、タカシが「あ?喉渇いた。お茶取って」と、嫁のすぐ後ろにあるテーブルの上にあった、ペットボトルのお茶を寄越すよう指示した。
嫁はそれを手に取ると、自分の口に含み、そしてタカシに口移しで飲ましていた。
口を離すと嫁は、「えへへ」と悪戯っぽく笑い、
「あたしもちょーだい」と甘えた口調で言った。
タカシは
「はい」とペットボトルを渡すと、
「違うでしょ」と笑いながら、
自分がやったことを、タカシにも要求していた。
 
またシーンが変わると、また遠目の映像で、四つん這いになったタカシの尻に顔を密着させている嫁だった。
嫁は時折顔を上げて、「気持ち良い?」とタカシに聞いていた。
嫁は、嬉しそうにタカシのアナルを舐め続けていた。
 
またシーンが変わると、これも盗撮風の遠目で、事後にベッドでイチャイチャしている様子が映されていて、タカシが裸の嫁に膝枕されながら、
 
「なーおしっこするとこ見せて」と執拗にお願いしており、
 
嫁はずっと嫌がっていたが、やがて二人は浴室に消えていった。
しばらくすると嫁は小走りで戻ってきて、ベッドに飛び込むと、シーツにくるまって
 
「馬鹿馬鹿!変態変態!」とにやにやしながら出てきたタカシに、冗談っぽく怒声をあげていた。
 
さらにはその後、タカシもそのくるまったシーツに入り、中で二人がイチャイチャしていたみたいなんだが、シーツの中から会話だけが聞こえてきた。
 
「なぁ、またここでやらせろよ」
「え?もうやだ」
「なんで?いいじゃん」
「もう絶対やだって。痛いだけだもん」
「大丈夫大丈夫。慣れの問題だって」
「嫌。もう絶対嫌。本当痛かったんだから」
 
このシーンはここで終わっていた。
 
最後は、嫁がカメラに向かってオナニーをさせられていた。
しかも、全然関係のない男の名前を呼ばされながら。
誰の名前かはわからない。
嫁はこれ以上ないってくらい顔を赤くして、カメラに向かって大きく股を開き、電池切れかけのオモチャのようなぎこちない動作で、自分の陰部を刺激していた。
そして恥ずかしそうにカメラ目線で
 
「○○さん。ユキのオナニーで抜いてね」
「○○さんのちんこ気持ち良い」
 
などと言わされており、嫁は何度もカメラから目を逸らし、そしてその度にタカシから怒られ、半泣きでそれを続けていた。
それが終わると、凹んでいる嫁にタカシが「ありがとな」と嫁の頭を撫でながらキスをしていた。
 
「お礼に俺のちんこやるなからな」というと、嫁は浮かない表情のまま、
「ん……早くちょーだい」
 
と語尾に音符マークがつきそうな口調で言い、自分からタカシの股間に顔をうずめていった。
 
「絶対誰にも見せないでね?」と言いながら。
「大丈夫だって。俺がユキでオナニーするだけだから」
「じゃあなんで○○さんなの?」と嫁が不安そうに尋ねると、
「なんかそっちのが興奮すんじゃん。ユキの旦那と一緒だって」と答えていた。
「本当男って……」と嫁は呆れた口調で嘆きながらも、タカシのを愛おしそうに舐めだした。
 
一つだけ嬉しい誤算があった。
タカシの報告では、自宅H後は、生でやってたとあったけど、このDVDではゴムをしていた。
普通にやってるシーンもいくつかあったが、何度かタカシが外そうとしても、嫁が頑なに拒否する場面がいくつもあった。
 
最後の四枚目のDVDは、夜中にカーSEXをしている様子だった。
映像はむちゃくちゃで、声しか聞こえてこなかった。
嫁はしきりに
「駄目だって。本当に。本当に駄目」と呟いていた。
真剣に嗜める口調だった。
しかしやがて車が軋む音と、嫁の押し殺した喘ぎ声が聞こえてきた。
一瞬見えた、車の窓の外には、俺の家が映っていた。
 
画像はプリクラ。
最初は嫁も気乗りしない表情のショットだったが、やがてそれはキスプリになり、嫁が笑顔でタカシを後ろから抱きしめているものや、嫁が自分で上着やスカートをたくし上げているものまであった。
 
「変態タカシの一人H用」と嫁の字で書かれていた。
 
一枚だけポラロイドの写真があって、女性のアナルにバイブが刺さっていた。
しかしこれは少しピンボケしてるうえに、臀部だけのアップなので、嫁とは断定できない。
多分違う気がする。
 
この一連のことは、嫁には何も言っていない。
帰るといつもどおりの笑顔で迎えてくれるし、一緒にお風呂に入ろうと誘ってくる。
それを疲れてるからと断ると、ふくれっ面をする。
 
それから二人一緒にお腹の子に歌を歌う。
寝るときは、手を繋いでその日のことを報告しあう。
朝は俺より早く起きて、気合の入った弁当を作ってくれる。
 
手紙付き。
 
玄関先では必ず嫁からキスをする。
俺が恥ずかしいと嫌がると、強引にしてくる。
昔は逆だったなとしみじみ思う。
とにかく、現状には不満はない。
だからもう終わりにする。
 
今までありがとう。さよなら。

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