もう何年も前の話になるんですが、自身の生活環境が大きく変わることもあり、 気持ちの整理もかねて自分の体験談を書き連ねてみます。
細かいやりとりは記憶が少々曖昧な部分も幾分ありますが、 まぁまぁほぼ完全に再現できたとは思っています。
(思い出美化補正や多少の脚色も無意識にしてるでしょうが)
彼女と仲良くなったのは高校三年生で一緒のクラスになったのがきっかけでした。
名前は仮に彼女を「カヨ」とし、私を「ヒロ」とします。
夏休みを間近に控えたころ、それまでは一度も会話したことなかった彼女から突然話しかけられました。
『ねぇねぇヒロ君って○○大学の○○学部狙ってるって本当?』
私は当時ほんの少し特殊な業種に進みたく、その進路にみあった進学を狙っていたのですが、どうやら彼女も似たような道を希望していたらしく「同じ進路を目指すクラスメートが居る」というのを進路相談の時、担任の教師から聞いたそうです。
それがきっかけで私達は同じ進路を志す学徒として、ほぼ毎日のように放課後は図書館や教室で一緒に勉強する仲になりました。
彼女の容姿は当時から目立っていて(デビュー当時の平山あやそっくりです)運動部の主将も勤め、性格もサバサバしていたので、当然の如くもの凄くモテてましたし、男友達(というか彼女を狙った取り巻き)も多かったです。
まぁ彼女は基本的に自分を卑下するタイプの人間でしたので、自分はモテてなどいないといつも頑なに主張してはいましたが。
そんな彼女は女友達といるほうが楽しいようで、学校内では男子と喋っている姿を見たことは殆どありませんでした。
それがあまりクラス内でも冴えないポジションの私に話しかけてたり、一緒に下校したりなどしていたので、同学年のイケメングループにそのことで因縁をつけらたり、少し苛められたりもしました。
(彼女は未だにこの事を知らないと思います)
一応苛めの内容を書くと、私も別の運動部に所属してたのですが、休日の練習中に私の携帯が珍しく鳴っているので、勝手に内容を見ると彼女から『頑張ってね』という内容のメールだったので目の前でサバ折りにされたり、あとありがちですが便所に連れ込まれお腹だけを執拗に殴られたりです。
あとで聞いたのですが、彼女曰く『男友達にメールや電話するのってヒロ君だけだなぁ。他の男子へは返事も割と適当だし』との事。
イケメン達はやたらと顔文字や絵文字、あと文字数が多いメールが毎日のように来ることに激怒していました。
自分の体格は昔からごついので(小学生の時に180ありました。それから一切伸びませんでしたが)それまでは苛めなんて一切経験したこと無かったので、帰ってから何も知らないお婆ちゃんがいつも通り「おかえり」と言ってくれた時には、嘘のように涙がポロポロと流れました。
勿論彼女を逆恨みするような事は一切無かったです。
何度か彼女が私の家に遊びにきたこともあります。
そこで恋バナもしました。
とりあえず今彼氏はいない、とのことでした。
1年や2年の時には居たらしいです。今でもその辺の詳細はわかりません。
そして今気になっている人がいる、とも言っていました。
私には
『ヒロ君は彼女いるの?どうせいるんでしょ?』といる事を前提に問うてきたのですが、いるわけがありません。
ああこれが営業トークというやつか、と思いつつも
「いないよ」と正直に答えるとそれを受けて彼女は
『じゃあ好きな人は?』 と新たな問いを私にぶつけてきました。
私は当時同じクラスのとある女子が好きでした。
モーグリに似た可愛い女の子でした。
まぁ同じランク同士で惚れたはったをするものです。
(結局告白なんかしたりしませんでしたけど)
それを聞いた彼女は『そっかぁ』と気落ちした様子だったのですが、もしかしたらフラグがあったのでしょうか。
それも今となってはわかりません。
そもそも気落ちした様子に見えたというのが自意識過剰であったという可能性は否めないでしょう。
まぁそんなことがありつつ、そんな高校最後の1年を送っていました。
卒業式が終わった後、クラスメートの半分くらいがカラオケに行こうと教室に留まっているなか私はそそくさと帰ろうとしてました。
(いや友達と呼べるような存在は数人いましたよ?でもね、ほら……察して)
その後ろ姿を追いかけてカヨは『二人で写真撮ろう?』と声を掛けてくれて、そして写真を撮ったあとも自転車置き場のところで並んで腰を下ろしてしばらく喋っていました。
『ヒロ君と会えて良かった』
『男友達の中では一緒にいると一番楽しいよ』
そんな事を言ってくれました。
勿論他意は無く、単純に友達として、ですが。
やがてクラスメートも外にぞろぞろと出てきて彼女に
「そろそろカラオケ行こう」と声を掛けてきました。
彼女は
『ヒロ君も行こうよ』と無茶ぶりをしてきましたが
「体調が悪い」とばればれの嘘をついて帰りました。
全然関係無いんですが帰宅後に、当時発売したロボット大戦F完結編でイデオンガンが使えるようになり「これ強すぎるだろ…」と一人呟いたのを今でも鮮明に憶えています。
結論からいうと大学は別々のところに進学しました。
カヨは合格して希望通りの大学へ。
私は落ちてFランに。
しかしお互いの大学が近いこともあってか親交は続いたのです。
一緒に電車で登下校や、お昼休みにはお互いの学食を行き来したり。
週末には二人で映画やボーリングに出かけたこともありました。
彼女が免許を取ると初めてのドライブにつき合わされました。
誕生日には日付が変わると『私が最初だよね?』とおめでとうメール。
プレゼントは私が以前から好きだと言っていたケンプファーというMSのプラモを彼女が自作してくれた完成品でした。
(私は以前から工作とかが苦手と言っていたので、気遣ってくれたのでしょう)
『下手糞でごめんね』とはにかむような笑顔で手渡されました。
とても丁寧に作られていました。
そんな日が続いていたのです。
当時の私は、自身がカヨに恋愛感情を持っているとは思いませんでした。
彼女はあまりにも高嶺の花で、私にとって現実感のある異性ではなかったのです。
しかしある日いつものように二人で遊んでいると、私は初めて彼女を『生身の女』として意識するようなきっかけが生まれたのです。
彼女はいつも身体の線がでにくいふわふわっとした服を着ているのですが、落とした携帯を拾おうと屈んだときに胸元から見えたその胸の谷間は、生身の女性を一切知らなかった私にとって、それこそモニタの中でしか見たことのないような現実感の無いものでした。
なんとか目を逸らそうとするのですが彼女にはその視線を悟られてしまい私は非難されることを覚悟したのですが、予想と反し彼女は泣きそうな面持ちで
『大きな胸がずっとコンプレックスだった』
『運動の邪魔』
『男子の視線が辛い』
と赤裸々に語ってくれました。
だからそういう服装を好んでいたそうです。
そう言われて見れば彼女の私服姿からは、彼女のほっそりとした輪郭や手足と反比例して少々胴体が太く見えるような気もしていました。
ふわっとした素材なので胸が突き出た分、お腹のほうも服が張っていたのでしょう。
その夜、私は初めてカヨで自慰をしてしまいました。
どうしても我慢が出来ませんでした。
それまでは、そもそも彼女に対して欲情することすら無かったのです。
別世界のアイドルでした。
射精後といわず、自慰行為中も罪悪感と自己嫌悪で泣きそうになりました。
しかし亀頭を擦る手は一向に止みません。
鮮明に記憶しているあの乳房の大きさ。
柔らかそうで、でも水風船のように張っていて、ツヤツヤとしていた表面。
彼女に申し訳無いと思いながらも「ごめん」と呟きながらイキました。
それから数日、どれだけ射精を繰り返しても鼓動と勃起は収まりませんでした。
そして私は彼女のことをずっと好きだったんだ、と思い知らされたのです。
胸のことは、彼女を性の、そして異性の対象として再確認させるキッカケでした。
一度タガが外れた私の恋心は、今までの恋愛がおままごとのように感じられるくらい熱く、そして息苦しいほどに高まり、私は常に彼女のことを考えるようになりました。
しかし女性との交際経験も無かった私は、自分から「おはよう」とか「バイト頑張って」とかメールするのが精一杯で、間違っても「今何してる?」だとか「週末予定ある?」なんて聞けませんでした。
そして私は以前のように彼女に対して自然に振舞うことが出来なくなりました。
その理由は彼女も何となく察したのだと思います。
きっと私の視線は無意識に彼女の身体を舐め回していたのでしょう。
私達は少しだけ疎遠になりました。
電話はメールはするのですが、二人で会って遊ぶことは無くなりました。
遊ぶときはいつも彼女からの誘いだったのですが、それがぱたりと無くなったのです。
かといって私から誘う勇気などありませんでした。
それから数週間後。
大学一年生の冬休み。
彼女から、彼氏が出来た、と連絡がありました。
大学入学時よりずっとアプローチを受けていた二つ年上のサークルの先輩だそうです。
それを聞いた私に、とても大きな喪失感が襲いました。
絶望、といってもいいくらい私は落ち込みました。
学校もしばらく休み、誰とも連絡を取りませんでした。
やがて内科に行っても原因不明の微熱や眩暈、死を意識させるほどの発作的な息苦しさに悩まされ始めました。
童貞なのにHIVノイローゼになるなんて、それなんて黒歴史?
保健所の方の苦笑いを今思い出すと、枕に顔をあててバタバタしたいです。
その後医師には精神科を薦められ、パニック障害と診断されました。
それ以降現在までデプロメールとメイラックス、そしてワイパックス(今はユーパンですね)を服用し続けることになります。
世間では進級が行われる季節になったでしょうか。
本気で退学を考えた頃、カヨが見舞いに来てくれました。
数ヶ月ぶりに見る彼女は、とても綺麗になっていました。
決してケバくなったのではなく、自然に垢抜けたという感じで、もう完全に芸能人なんかと比べて遜色ない女性になっていました。
私の部屋にあがった彼女は
『ヒロ君の部屋久しぶりだね。相変わらず綺麗だね』と微笑んでくれました。
基本的には性欲は衰退していたのですが、たまに体調が良いときなどは溜まっているものを一斉に吐き出したりしていて、尚且つ掃除もしていなかったので部屋の中は明らかにイカ臭いかったと思います。
それでも彼女は嫌な顔せず、私と世間話を興じてくれました。
彼女は私が以前抱いていた恋心をやはり察していたのでしょう。
気を遣ってか不自然なほどに彼氏の話をしませんでした。
私はその微妙な空気に耐え切れず、彼女の配慮を無視して
「彼氏とはどう?上手くいってる?」と聞いてしまいました。
一瞬間を空けて彼女は困った笑顔を浮かべ、小さく『うん』とだけ頷きました。
よせば良いのに、私は根掘り葉掘り聞いてしまいました。
『優しいし周りに気がきく人』
『飲み会とかではいつも幹事をやってる』
『顔が広く、いろんなお店とか知っている』
『別に要らないって言ってたのにペアリング買ってくれた』
『大人の余裕とお茶目なギャップがあって、特に後輩の女の子に人気がある』
『だけど私にだけ、たまに意地悪してきてむかつく』
『別にイケメンとは思わないけどね』
『夏休みは沖縄に旅行行こうって話してる』
私は出来るだけ笑顔で、彼女の話を聞くよう努力しました。
最初はモジモジしながら素っ気無い素振りで話していた彼女も、次第にはにかんだ笑顔を浮かべ、冗談っぽく彼氏の不満を漏らすようになっていきました。
勿論そこには負の感情など一切無く、単なるノロケ話でした。
私はいつの間にか泣いていました。
あまりに突然の涙に彼女はびっくりした様子でしたが、その涙の意味を理解したのか、心の底から申し訳なさそうに『ごめんね』と俯きながら呟きました。
それから十秒ほどでしょうか。
気まずい静寂が流れたのですが顔を上げた彼女の口から
『私に出来ることがあったら力になるから、早く良くなってね』との言葉が漏れました。
私は確かに当時病気でしたが、それとは関係無く生まれもった資質が下衆だったのでしょう。
彼女の優しさに漬け込んでいけしゃあしゃあと「じゃあHしたい」など口走ったのです。
彼女はこれまでに見た事のない悲痛な面持ちで、また俯いてしまいました。
私はいてもたってもいられなくなり、彼女に近づきました。
しばらく彼女は諭すように抵抗しましたが、やがて諦めたのか
『触るだけなら良いよ』と言いました。
私は正面から彼女の胸を掴みました。
正確に言えば掴みきれませんでしたが。
初めて女性の胸を触った感触は「重い」でした。
正面からだといくら掴んでも掴みきれないその大きさと弾力に業を煮やした私は彼女の背後に回りこみ、羽交い絞めするような形で彼女の背中から両手で揉みしだきました。
とにかく柔らかくて、でも押し返される弾力に夢中になりました。
どれだけの時間が経ったのでしょうか。
彼女はその間微動だにせず、ただ黙って俯いていただけでした。
私は直に触りたい欲求にかられ、服の下から手を滑り込ませようとしたのですが、それは彼女に『それは絶対駄目…』と何度も抵抗されたので諦めました。
キスも同様です。
私は既に射精寸前にまで勃起していました。
さっと彼女から離れると我ながらすごい速さでズボンとパンツを下ろしました。
彼女は突然目の前に出された限界までいきり立った私の陰茎を目にして
『え?やだっ!ヒロ君?』とうろたえました。
「お願いだから」と私は彼女に詰め寄りました。
「口でもいいから」と。
一体どんな醜い顔でそんな事を彼女に要求していたのでしょうか。
数分揉めて後、彼女は諦めたように私の陰部に顔を近づけてきました。
しかし彼女の小さな手が私の陰茎を握るとその柔らかく、暖かい感触で私は射精してしまいました。
飛び散った精子は彼女の顔と服、そして左手に嵌めていた彼氏からもらったペアリングにかかっていました。
彼女はすすり泣きながらそれらをティッシュで拭き取っていました。
それから間もなく彼女は帰宅していきました。
その際も『早くよくなってね』と言ってくれました。
私はあまりの自己嫌悪に自殺も考えましたが、実行はしませんでした。
それは逃避だから、という事ではなく、ただ単に自身の消失が怖かっただけでした。
あまりに屑すぎる自分に辟易し、彼女に謝罪のメールを送りました。
それこそただの自己満足かもしれませんが、何もしないわけにはいきませんでした。
『何も気にしてないよ。お互い今日のことは忘れよう?また元気で優しいいつものヒロ君に戻ってね』
彼女の返信を読んだ私は、あまりに甘えた自分が恥ずかしくなりました。
彼女の強さと優しさを見習いたいと思い、翌週から学校に復帰しました。
2年生になり、私は大学へ復帰しました。
体調的にはまだ自律神経がおかしいところもありましたが、薬のおかげもあって尋常な精神バランスを取り戻せたように思えます。
(繰り返しますがカヨへ詰め寄った件は、精神疾患云々ではなく私個人のもつ劣情の所為だと考えます。むしろ基本的に性欲は無くなります)
カヨとも(少なくとも表面上は)以前の関係を取り戻せました。
その頃、一時的な心因性のインポテンツを患ったのが功を奏しました。
原因は言うまでもありません。
これからも自身の過ちを真摯に受け止め、悔いて生きていくつもりです。
それから何だかんだとあって、カヨの彼氏と3人で遊ぶようになりました。
彼氏の名前はユウジ(仮名)とします。
外見はカヨが言うとおり絶対的なイケメンではありませんが、清潔感あふれる身だしなみと嫌味にならない程度のお洒落。
そして爽やかな笑顔で、良い意味で雰囲気イケメンだと思いました。
ユウジさんは年上ということを感じさせないフランクさに加え、基本的にはおちゃらけた部分と時折見せるシリアスな部分の使い分けが非常に上手く、なるほどこれは女性に人気があるだろうな、と素直に感心しました。
身長は170前半といったところですが、長くスポーツをやっているとのことで、その身体は服の上からでも引き締まり、程よい筋肉で覆われているのが見て取れました。
そもそも何故私がユウジさんと懇意になったかというと、最初は彼からカヨに、私を紹介してほしいと打診したのがきっかけでした。
彼曰く
「いやぁ、付き合うずっと前からカヨちゃんがいぃっっっつも『ヒロ君は、ヒロ君は』って言ってたからさ~。
一体どんな男なのか気になってね。ま、正直最初は嫉妬だったよw」との事。
それを横で聞いてたカヨも慌てた様子で
『やだ、何言ってんですか?そんなこと言ってませんよ』と慌ててユウジさんの肩をばんばん叩く。
「いや言ってたじゃん?wまぁあれだ。浮気の芽を早めにもいどかないとなw」
私は『あの事』が頭をよぎりましたが、彼女の為に行為の記憶だけ忘れようと努めました。
そして戒めだけを心に打ちつけたままでいようと誓いました。
ユウジさんとつるむようになったのはもう一つ理由があります。
私が精神疾患で大学を休学したということで、なんというか世間体として元々の学友たちは私と少し接し辛くなった部分も少なからずあったようだからです。
私の自意識過剰もあったのかもしれませんが、元々休学前までの数ヶ月程度の付き合いし無かったので、そういう風になっても仕方無いと思いました。
その点ユウジさんはその辺りも理解がある人で、特に分け隔てなく接してくれました。
その辺りはただでさえ友達が少ない私を見兼ねての、カヨの口添えもあったのかと思います。
(というかこれが大きかったと推測します)
そういった事もあり、私はユウジさんと少しづつ打ち解けていき、そのうち二人で、ユウジさんが一人暮らししているアパートで宅飲みする仲になりました。
(アルコールは駄目なので私はあまり飲みませんでしたが)
その際ユウジさんの同い年のバイト仲間であるヤマシタ(仮名)とも仲良くなりました。
(ヤマシタさんは見るからに金髪ロン毛日焼け肌の軽薄そうなニーチャンって感じでしたが、まぁ話してみると別に悪い人ではない、というのが第一印象でした)
最初は彼女の浮気相手かもしれない私を傍において、私の動向を見張ろうかという打算もあったのではないかと考えた時期もあったのですが『悪い意味』でそんな事をする人ではないと、その後明らかになっていきました。
ある日いつものように男三人で、ユウジさんの部屋で飲んでいました。
最初のころは私に対して気を遣っていたのか、あまり下ネタを言わなかった二人も、この頃には男同士でいる時は歯に衣着せない下ネタを言い合うようになりました。
私も年頃の男でしたので、別にそれに引くこともせず、童貞ながらに下品な物言いに必死についていきました。
それでもカヨに関することは、友人でもある私に考慮してくれていた部分があったと思うのですがそれがとうとうこの日に崩れていきました。
ヤマシタ「そういやさぁ、前から思ってたけどカヨちゃんっておっぱいでかくねw」
ユウジ「でけえよw見りゃわかんだろwもうウハウハだよ」
ヤマシタ「めちゃめちゃ羨ましいんだけど!あれ何カップよ実際?」
ユウジ「高校の時はFっつってたけど最近Gに昇格w」
ヤマシタ「まwwwじwwwでwww」
ユウジ「おいヒロ!揉みたかったらいつでも言えよ!w」
私は苦笑いをするしかありませんでした。
ヤマシタ「おい!俺は?」
ユウジ「お前はひともみ500円からだなw」
ヤマシタさんが演技かかった仕草に財布を確かめている間、私は正直怒りに近い感情を抱いていましたが、まぁ彼氏なんだから男同士でこういう会話もするものなのかな、と納得しました。
何より友達もいないどころかどことなく背中を指される大学生活を送っている私にとってはこの二人に対する感謝は計り知れないものがあったのです。
ヤマシタ「で、正直どうよ?パイズリとかは?」
ユウジ「ああ、全然駄目。まだフェラ仕込んでる段階だもん。まったく昔の男は何してたんだか」
ヤマシタ「へ~、お前で何本目なの?ち○こ」
ユウジ「ああ、3本目だって。その辺はヒロのが詳しいんじゃね?」
二人の視線が私に向けられたのですが、実際私は何も知らないので、首を振るジェスチャーで答えました。
ヤマシタ「ふ~ん、意外と男喰ってないのかぁ。まぁ結構その辺真面目そうだもんな」
ユウジ「でも最近バックが気に入ったみたいでさw突く度に喘ぐ喘ぐw」
ヤマシタ「マジで~?くそ~その度デカパイが揺れるんだろうな~」
ユウジ「おまw騎乗位のときヤバイwwwしかも最近腰の振り方教えてさ、褒めてやったら喜んでグラインドしてんのwめっちゃ乳首勃起させながらw」
ヤマシタ「けしからんなw意外と乱れるタイプか~w」
ユウジ「ん~でもやっぱり芯はしっかりしてるな。絶対生は駄目って言うし。まぁ代わりに口に出して飲ませたけど『先輩これ不味すぎ』って言われちったw」
ヤマシタ「まぁ甘いって言われるよりは良いんじゃね?w」
ユウジ「糖尿病って関係あんの?w知らんけどwまぁコレクションが増えるのはもう少し後になるかな~」
コレクション?私はその言葉の意味がわからずきょとんとしていると
ヤマシタ「あ~、ヒロはまだ知らないかwこいつ今までやった女ほぼ100%ハメ撮りして動画残してんのwよくやるよw」
ユウジ「男のロマンだろうがwまあカヨちゃんは最悪盗撮でもして残すから楽しみにしてろw」
ヤマシタ「マジすか?あざ~っすwww」
その後飲み会がお開きになって帰宅の途についているとカヨから電話が鳴りました。
『もっしもし♪あたしだけど。今何してんの?今だいじょぶ?』
「うん、大丈夫。何?」
『いや別に大したことじゃないんだけどさ、もうすぐ沖縄行くじゃん?お土産何が良いかなって』
「別に何でも良いよ」
『ちょっと~、それは無し。何でも良いからお姉さんに言ってみ?ん?』
「じゃあ沖縄っぽいもの片っ端からお願い」
『何それもう~。じゃあ本当に片っ端からあげるよ?w部屋に入りきらないくらい持って帰るよ?w』
「その方向でお願いします」
『真面目に考えてよもう。結構悩むんだからね』
「何でも良いよ、ホントに。お土産ってそんなもんでしょ?」
『そりゃそうだけどさ……でもさ』
「じゃあカヨの水着の写真が良い」
『もう!これからはヒロ君じゃなくてエロ君って呼ぶよ!」
「はいはい、じゃあもうキーホルダーで良いよ」
『妥協しすぎしょw』
そんなやり取りをした数週間後。ユウジさんとカヨの二人は沖縄に二拍三日で旅立った。
二人が帰ってきて初めて、いつもの男三人で集まった時、ユウジさんは何故か最初から、鼻歌交じりで得意気な顔をしていた。
ヤマシタ「なんだお前?気持ち悪いぞ」
ユウジ「ふふん。これを見てもまだそんな事がいえるかな?」
ユウジさんはそう言いつつ机の引き出しからフォトアルバムを取り出した。
ヤマシタ「それはまさか……」
ユウジ「そう、カヨちゃんの水着姿が納められている!」
ヤマシタ「先ほどは失礼な物言いを…」
ユウジ「かまわんwほれ」
そういうアルバムを私達二人の間に投げ捨てるサトシさん。
ヤマシタさんは犬の演技をしながらそれを拾い上げて中を開いた。
ヤマシタ「うわぁ……何この身体……エロ過ぎだろ…」
私も興味はあったのでヤマシタさんの背中越しにそれを覗くとそこには黒いビキニを着たカヨの水着姿がありました。
ヤマシタ「なんつうか……ぼんきゅっぼんというか安産型だな。ウェストはそこまでくびれてないけど……太ももといいお尻といい肉付きエロ過ぎる……でも脹脛は細えな。お腹もうっすら腹筋ないかこれ?やばいたまらんマジで」
一人でぶつぶつとヤマシタさんが呟いていたが、全く同じ意見でした。
今更彼女に劣情を催すことは無くなったとはいえ、やはり彼女の容姿は客観的に見ても大勢の男を虜にする魅力があったのです。
本人は自身のそういった部分にコンプレックスすら持っているようですが。
ペラペラとページを捲っていくと、そこにはまるでグラビアアイドルのような砂浜で戯れる彼女の笑顔と肢体が写し出されていました。
ヤマシタ「なんつうかこの身体でこの屈託のない笑顔がまたそそるよな
ユウジ「ちなみに黒のビキニは俺のリクエストwもっと露出少ないのにするってイヤイヤしてたのにいざ海水浴場で待ってると頬を赤らめて『ほら……似合わないでしょw』とかサプライズ登場w可愛すぎw」
ヤマシタさんはそのノロケを無視して更にページを捲ると、私が背後からそのページの内容を確認する前に突然「うぉっ!」と叫び立ち上がった。
ヤマシタ「ちょwwwこれは駄目wヒロには刺激が強すぎるwww」
と言いながらも結局はすぐにまた座り、私にも見えるようアルバムを広げてくれた。
そこには下着姿でベッドに座り込んでいるカヨの姿があった。
気恥ずかしいのか呆れた表情でそっぽを向いていた。
薄いピンク色の下着は、彼女の肉付きの良い身体を余計に艶かしく演出しており、なによりその豊かな乳房は、ブラの上半分から零れ落ちんばかりだった。
ヤマシタ「あのさ~、これ半カップブラじゃないよな?」
ユウジ「違うなw」
更にページを捲るとそこには一糸まとわぬカヨの肢体。
綺麗だ、と思った。
適度に健康的な小麦色が、カメラのフラッシュを照り返して官能的な艶を肌に浮かべていた。
そしてやはり一番に目がいくのはその乳房だ。
大きいのはわかっていたものの、だらしなく垂れてなどおらず、まさに釣鐘のように美しい形を保っていた。
乳首と乳輪の大きさに関しては今でもそれほどサンプル数が乏しいので断言は出来ませんが、少なくとも小ぶりほうではあると思います。
しかし色に関しては「ド」がつくほどピンク色だったと断言できます。
ヤマシタ「やばい勃ってきた。何この乳首」
ユウジ「いじるとすげえ勃つけどなw」
更にページを捲ると男の陰茎を加えるカヨらしき女性。
フェラを男の視線から取った写真。
何故カヨらしき、という表現かというと、女性は右手で目のところを隠していたからです。
とはいえ、これはカヨ以外の何者でもないことぐらいはわかりきった話ですが。
次の写真は、もう隠すのを諦めたのか、それとも不意打ちのシャッターだったのか、
完全にカヨがフェラをしている姿を写しているものでした。
その口元は、完全にユウジさんの陰茎を根元まで咥えこんでおり、ありきたりな表現だがカヨの端整な顔立ちはまるでひょっとこのようになっていました。
ユウジ「で、次の2枚がラストかな」
最後の二枚は一文字に結んだ口元から垂れた一筋の精液を、右手の親指で掬っているカヨの顔のアップとやや萎びれて半勃起状態になった陰茎の尿道口に付いていた精液を、舌で舐め取ろうとしてるカヨだった。
ヤマシタ「うわぁ、何お前。口の中に出した上お掃除フェラさせてんの?」
ユウジ「もう最近は何も言わなくてもごっくんしたあと丁寧に掃除してくるようになったw流石に上達してきたからな、調子いい時はそのまま復活してまた飲ましたりもたまにあるw頭撫でて、上手くなったね~なんていうと『もう馬鹿!』なんて言いながら嬉しそうに吸い取ってくれんだよなw」
ヤマシタ「はいはいごちそうさま。なんだよ調子良い時ってwこりゃアナル舐めも近いな」
ユウジ「いや、俺アナルと玉舐め駄目なんだわ。あれが良いって言ってる奴理解できんw」
ヤマシタ「まじで?オレなら速攻で仕込むけどな」
ヤマシタ「で、続きは?」
ユウジ「は?だからそれで最後だって」
ヤマシタ「うそん」
ユウジ「やりながら写真とかウザいだろw」
ヤマシタ「写真のカメラは駄目でビデオのカメラは良いのかよ…わけわからん。
ユウジ「ビデオを横に置きっぱでも出来んだろ」
ヤマシタ「まぁそりゃそうか。でもどうせここまでやってんだからビデオ撮っただろ?」
ユウジ「いや、マジで撮ってない。撮ろうと思ったんだけど何かビデオは断固拒否された」
ヤマシタ「え~そんな~。カヨちゃんの喘ぎ声聞きて~よ」
ユウジ「この日はやばかったな~w最近H中は名前で呼んでくるようになってさ~。正常位でがんがん腰振ってる時も『あっあっぅん……ねえゆー君…んっんっ…気持ち良い?』とか聞いてきてさw」
ヤマシタ「お前うぜぇw」
そんなやり取りを繰り返す内にヤマシタさんはバイトがあると言って帰っていきました。
その日も(というか毎日朝昼晩)薬を飲んでいたので、なんとなく感情は希薄で、でもカヨの身体が綺麗で、部屋の主であるユウジさんをよそにずっとアルバムを眺めていました。
ユウジ「なぁヒロ。実はさ、ヤマシタにはああ言ったけどさ。本当は撮っちゃったんだよねビデオwあいつに見せるとカヨに下心持ちそうだから見せなかったけどお前はどう?見たい?」
私は喉がカラカラで、頭もぼーっとしていました。
勃起はしていませんでしたが、下腹部のあたりが締め付けられるように痛かったのは憶えています。
(何気にユウジさんがカヨのことを呼び捨てにしたのが地味にショックでしたが、まぁそりゃそうですよね)
とにかく私は無言で首を縦に振りました。
それを確認したユウジさんは「よっしゃ。ちょっと待ってろ」と言い、机の引き出しをごそごそと漁り、一枚のDVDを取り出しデッキに入れました。
『もうちょっとヤダって言ったじゃないですか』
「いいじゃんちょっとくらい、ちょっとだけだって、ちょっと」
先ほどの写真の続きなんでしょう。全裸のカヨが映っていました。
カヨはレンズを隠そうと両手の指を広げ押し出していました。
その際、その程度の動きでもカヨの乳房は大袈裟に揺れていました。
その後数分に渡り
「良いじゃん」
『絶対駄目です』
のやり取りをしていたのですが、やがてカメラを向けられることに慣れたのか次第に彼女の態度は、普段二人きりのそれに近づいていったようです。
「はいはい、え~じゃあね。本日のヒーローインタビューなんですが……」
『何言ってんですかw』
「放送席ー、放送席ー」
と言いながらカメラを持ってない方の手でカヨの片方の乳房を揉みしだくユウジさん。
形のいい大きなおっぱいが、ユウジさんの手の動きと合わせて形がグニャグニャ変わる。
『もうっ……っん……先輩っ」
その声を無視して今度は手をカヨの顎にあてて自分の顔に近づけるユウジさん。
初めは口先で啄ばむような「……ちゅっ……ちゅっ」といったキスがやがてどちらからともなく口をあけて、お互いの舌を絡めて唾液を交換し始める。
まるでいつもどおりという、淀みないお互いの共同作業だった。
『……っん……う……』
カヨの声と同時に、下品な「じゅる……ちゅぷっ」という音がモニタが漏れてくる。
「な?別に良いじゃん。誰にみせるでもないしさ。約束するってマジで」
舌を放してそう呟くユウジさん。
その際カヨの舌との間に、ねちゃぁ~っと太い唾液の橋が出来ました。
カヨはユウジさんの舌が恋しかったのか、半目を開けたまましばらく舌を出しっぱなしだったが、もうキスは中断したのだと悟ると、恥ずかしそうに俯き。
『……絶対ですよ』と呟いた。
その言葉を合図に二人のキスが再開した。
キスというよりは唾液の交換が目的の行為のようだった。
くちゅくちゅという音の合間に、カヨの鼻から『ぅ~っ、ぅ~っ』と喘ぎとも鼻息とも取れない音が漏れていました。
「カヨ……下見て……やばい」
『もう~……www』と左手を口に当てて、笑いながら右手でユウジさんの肩を叩くカヨ。
二人の間にそれ以上言葉は要らなかったようで、カヨは髪をかき上げて、自身の顔をユウジさんの下腹部に近づけました。
両手で陰茎の根元を持ち、舌で亀頭をレロレロと丁寧に嘗め回す姿ですらとても可憐でした。
その頭をユウジさんの手がナデナデするとカヨは『ふにゃ~』っと作った感じの可愛い声を出す。
それが合図だったのか、カヨは口を『あ~ん』と開けたと思った刹那、ユウジさんの陰茎は全てカヨの口の中へ収まった。
ユウジさんの大きさは、決して小さい方ではないと思う。
少なくとも私よりは大きい。
それをカヨの唇はいとも簡単に根元まで咥え、そしてカリをくわえこみを繰り返していた。
「うわっ、すげ。マジで上手くなったね。しゃぶんの俺が初めてだったんでしょ?」
『ジュっ…チュル……ジュ…プチュっ……知らない…ン…ジュル…』
「やっぱ先生が良かったんだなw」
『…ンッ…チュッ…生徒が良かったんです~だw……んっ…チュク…」
「カヨ…もういいよ」
そういうとユウジさんはカヨにコンドームを渡しました。
カヨは慣れた手つきでその包装を破くと、ユウジさんの亀頭にあててたと思うと『んっんっ』と口で装着しました。
ユウジさんはそれを見届けた後、カメラを背の高いサイドテーブルのようなもに置くと、カヨをベッドに横たわるよう促しました。
ここから映像は斜め上からの俯瞰視点でした。
「いつもはちゃんと前戯するんだけどさ、この時映像には映ってないけどフェラ中あいつのあそこ触ったらなんか知らんけどもう濡れてたからさw速攻でハメちゃったw」
私の後ろにいたユウジさんが解説を加えてくれましたが、私は振り向きもしなければ返事もせず、ただ黙って画面を見続けました。
正常位での挿入がスムーズに終わると、ユウジさんはカヨの両足を持ってゆっくりと腰を動かしました。
その瞬間、カヨは一瞬だけカメラの方に視線をやり、困った表情で『……ぅぅ』と声にならない溜息をつきました。
ぬちゃ…ぬちゃ…ぬちゃ…とした粘液が擦れる音と同時に
『んっ…ぅんっ…………ふっ…っく……はぁっ…ぁん』とユウジさんの腰が前後する度に画面からはカヨの押し殺したような吐息が聞こえてきて、またそれと同時にカヨの胸元は、カヨとは別の意志を持った生き物のようにタプンタプンと揺れ続けていました。
カヨの表情は少し苦しげでした。
画面上のユウジさんはそれを見てふっと笑った後、突然腰の動きを激しくしました。
粘液の音はグッチャッグッチャッグッチャという音に変わり、更には肉と肉がぶつかるパンッパンッパンッという湿った音と乾いた音が同時に部屋に響いていました。
そしてカヨは相変わらず歯を食いしばった表情で
『はっ!んっ!んっ!んぅっ!くぅっ!ふっ!ふぅっ!ぅうんっ!』と何かを堪えているかのようでした。
両手は万歳をしており、シーツを強く握っていて、胸はもう円を描くようにぶるんぶるんと暴れており、それを制するかのようにユウジさんの手が時折掴んでいました。
1分ほどその激しいピストンを繰り返していたでしょうか。
カヨは相変わらず『くぅっ!うっ!うぅん!ふっ!うっ!はっ!』と苦しそうな喘ぎ声を上げていました。
そこでユウジさんは一旦ピストンを止めると、カヨの胸は慣性に従いしばらくの間勝手にプルプルと震えておりカヨ自身も『ふぅっ……う…………うぅん…』と名残惜しそうに悩ましげな声を漏らしました。
ユウジさんの肌も、カヨの肌も、既に汗ばんでおり、結合した二人の身体をまるで元は一つの生き物と思わせる程に官能的に照らしていました。
カヨの目は何だか熱を帯びたようにとてもトロンとしていたのですが、同時に今まさに繋がっている、最早名実共に『他人』では無くなったもう一人の自身に何かを伝えようとしている眼差しでもありました。
ユウジさんはニヤニヤしながら、「なぁ、何で声我慢してんの?」カヨは何か言いたげな表情なんですが、『はっ……はっ……はぁ」と息が整っておらずそれに業を煮やしたユウジさんは「おい答えろ……よっ!と」と一度大きく腰を動かしました。
その時カヨは、今までの声はまるで全くの別人だったかのように
『あぁんっ!』と激しく喘いだのです。
『…はっ…ぅう…そんなこと……ない…ああんっ!』と答えている最中にまた大きく一度ピストン。
「ビデオ撮ってるから恥ずかしい?」と今度は優しく問うユウジさん。
『はっはっはっ』と犬のように呼吸を整えようとしながらもコクコクと頷くカヨ。
「まぁ直ぐに慣れると思うけどさ、それじゃ一回イっちゃおうか?それでどうでも良くなるって絶対」
まだ呼吸が整わないカヨは
『ぅう…ふぅ…ふぅ…やだ、ぁあ…恥ずい…はぁ……』
「じゃあ俺も一緒にイクからさ。ね?」と言い軽くフレンチキス。
同時にピストンを再開。その瞬間カヨの身体が軽く痙攣する。
ズンッズンッとした腰の動き。
カヨの両手がユウジさんの首に回されました。
「何?キスしてほしいの?」
声にならない声を喘ぎつづけるカヨは、もうこれ以上無いっていうくらい切なそうな表情でコクコクと頷く。
はっはっはっと腰を動かしながらユウジさんは
「じゃあちゃんとおねだりしなきゃ」とそのままの体勢を維持。
『ふぁっ!あっ!ふっ!あ!あ!あぁん!ゆー…ぅ君!…んんぅっ!うっうっ!チュー」
そこでユウジさんは「ん?」と惚けた表情でピストンを更に加速。
『あっ!あっ!あんっ!だめ!だぇ!だめっ!いっ!いっ!』
ベッドが壊れるのでは無いかと心配するほどの激しいセックス。
決して粗悪品では無いであろうそのスプリングはギッシギッシと音を立て続ける。
『いっ……っああああああああぁぁぁん!!!!!!!……』と絶叫しながら身体が海老反り、
そして心配になるくらい長いこと痙攣がつづきました。
カヨの身体がビクッビクッと跳ねる度、彼女の足の指はグーパーを繰り返していました。
『…………ぁあ、ぁぁん』と放心状態のカヨをよそにユウジさんはカヨと繋がったまま額の汗を腕で拭い「ふぅっ」と一息ついていた。
身体の主導権を痙攣から取り戻したカヨは困った顔と嬉しそうな顔を半々にしたような表情で
『もう!意地悪!!」と両手でユウジさんの胸をそっとさすっていた。
ユウジさんは返事代わりとしてピストンを1往復。
『あぁんっ!』カヨの身体はまた軽く痙攣。
「ほら、ちゃんと言ってみ?」
『ん、もうwゆー君、チューしよ?♪』
カヨは再び両手をユウジさんの首に回して、さらに足でユウジさんをカニばさみして抱きついた。
ユウジさんはそのまま顔を下ろして暫くディープキス。
結構長い間ちゅぷっちゅぷっちゅぷっと音がしていた。
ユウジさんは一旦口を離して
「最近俺のこと名前で呼んでくれるようになったね?嬉しいよカヨ」カヨはユウジさんの鼻の頭をついばむようにキスをして
『……だって彼氏じゃん♪』とにっこり。
「いつもヒロばっかり名前で正直嫉妬してたwでもHの時しか呼んでくれないよね?w」と言いながら徐々にピストン再開。
『んっ……ふぅっ!……はぁ…ぁん……だって……まだ恥ずかしいよ……んっ…あっ!あっ!あっ!!」
「まぁ良いけどさ。じゃあせめてヤってる時くらいはいっぱい名前で呼べよ?w」
『あっあっあっあっあっ!…うんっ!んっ!ゆーくんっ!ゆーくん!!!』
二人はお互いの名前を呼び合いながら、一心不乱に求め合っていました。
ユウジさんは変な笑い方をしながら
「やばい!カヨやばい!お前超気持ち良いよ!カヨ超気持ち言い!」
『はっはっはっ……ホント?…あはっ…あんっ…気持ち良い?」
「カヨっ…やばい、いきそう…」
『あっあっあんっ!いいよっ!いって!ゆーくん!好き!あん!あん!ゆーくん』
ユウジさんの身体が少し震え、イったのがわかりました。
ユウジさんがイった瞬間、カヨは両手両足でユウジさんを強く強く抱きしめていました。
射精の快感がなければ相当痛かったのではないかと思えるほどに。
ユウジさんの射精が自身の膣内で続いている時間、カヨはその両手両足でユウジさんの背中をさするかのようにずっと愛撫していました。
その『共同作業』である『恒例行事』を終えた二人はお互いを信頼しきった笑顔でちゅっちゅっとキスを何度かして抱き合いながらベッドに倒れこみました。
『ゆーくん♪大好き♪』
「俺も~」
『何それ~?ちゃんと言ってよぉ!ねぇねぇ』
「い~やっ!」そう言いながら意地悪そうに笑うユウジさん。
おそらくこのやり取りもいつものことなのでしょう。
カヨは芝居がかった怒り口調で『こら~!言え~♪うにゃ~♪』とユウジさんの胸をとんとんとグーで叩いていました。
こういう時ってよく私の立場の人間は、触ってもいないのに射精したとかありますけどそんな事は全くありませんでした。
「これが一回戦だなwまぁこの後は似たような事しかやってねえよ。あぁでも初中出ししたわwとりあえずメシいかねえ?腹減ったわwどうせだったらカヨも誘うか?w」
と勝手に停止ボタンを押す背後の解説ユウジさん。
つづく